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十二人の怒れる男
12 ANGRY MEN1957年 アメリカ ![]() ![]() |
総合評価:![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
5.9 5.9 6.0 |
評価人数:104人[![]() ![]() |
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監督:シドニー・ルメット 制作:ヘンリー・フォンダ レジナルド・ローズ 脚本:レジナルド・ローズ 原作:レジナルド・ローズ 音楽:ケニヨン・ホプキンス 出演:ヘンリー・フォンダ リー・J・コッブ エド・ベグリー E・G・マーシャル マーチン・バルサム ジャック・クラグマン エドワード・ビンス ジャック・ウォーデン |
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映画賞:ベルリン映画祭金熊賞、国際カトリック映画事務局賞 | |||
あらすじ:殺人容疑の17歳の若者に対する評決を託される12人の陪審員。11人が有罪に投票するが、たった1人が無罪を主張した事から、白熱する議論へと展開する。法廷密室劇。 |
レビュー | ||||
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びびり・ワイルダー | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 超一流の法廷サスペンスです。言ってしまえばただディスカッションしてるだけなんですがトーク技術が高度なので全く飽きません。キャラクターを掘り下げた脚本と同じ構図を使わない演出が見事です。さんまとかダウンタウンのトーク並に見事な話術です(笑)。あ、面白いという面においてですよ、コメディ要素はないですから。絶対必見の大傑作です。 |
ななぞう。 | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | すごい!の一言。あの話術は素晴らしいね。ディスカッションしてるその場しか出ない、それなのにその犯行現場の情景がありありと浮かんでくる。こんな映画もあるのだなぁと、すごく関心した作品です。 |
ろでむ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | どっしりしていて、最高に面白い。室内劇なのに、妙な空間が広がっていた。うまいよなぁ。 |
たけ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 中学校の社会の時間に観ました。中学生の目から見てもそのやりとりは絶妙でした。これぞ映画!といえる作品。見せてくれた先生に感謝。 |
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![]() | 7 | ★★★★★★★ | 素晴らしい、の一言です。一室での討論をあれ程までに重厚に、真剣に描ききれる手腕には脱帽です。陪審員制度というのにも考えさせられるし、その人々の人生観まで浮き彫りになっていて、圧倒されます。全員男性というのがまた、時代を感じさせますね。 |
Gadabout | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | かなりお気に入り。ほとんど一つの部屋でしか進行していないのですが、これほど臨場感を感じた映画はありませんでした。それが緊迫感も伝えてくれるので、最後までまったく飽きなかったです。 |
Rand\ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | アメリカという国は非常にこういう分野に素晴らしい作品を生み出す土壌を持っているのだろう。日本にはないものではないだろうか。退屈な陪審員制度をここまでスリリングに表現する、その作りにはひたすら脱帽である。俳優の粒が揃ってないとできない作品であろう。 |
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![]() | 7 | ★★★★★★★ | 彼等が議論を闘わせているときの、息詰まるような感覚、絶対に忘れません。映画を観ていてあんな気分になったのは初めてのことでした。私は多分、13人目の怒れる人間になってました……自分自身も登場人物に説得されていくんです。ラストの爽快感と一緒に、忘れがたい作品として心に留められてます。ミステリの好きな方にお薦めです。 |
きゃぷら | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | スポーツで一番大切なことは、根性?技術?ではなく「ルールを守ること」この話に、なるほどと、感心したことがあった。男たちのルールに基づいた、言論の戦い。法廷もの映画はおもしろいが、これは秀逸。 |
sputnik | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 古い映画なので少し抵抗がありましたが、びっくりするぐらい面白かった。。ヘンリー・フォンダがいい演技してます。映画のすばらしさを再認識しました。 |
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![]() | 7 | ★★★★★★★ | 「金がなくてもいい映画は撮れる」という言葉の代表的な映画ですね。俳優へのギャラ以外に金がかかってるとは思えません。しかし、この面白さ・・・。登場人物一人一人の強烈な個性もまた見逃せませんね。大好きな映画の一つです。 |
view | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | これははっきり言って面白い。普段映画に馴染みのない人が見ても楽しめるでしょう。三谷幸喜の「12人の優しい日本人」の元になってる映画であることは多分周知の事だろうけど、やはり登場人物の個性のコントラストを楽しむのもよし、会話の駆け引きを楽しむのもよし、何度見ても飽きない映画。 |
四十肩 | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | ほとんどずっと同じ部屋であったが臨場感があり、時間を感じさせることもなく、あっという間に終わってしまった。とにかく面白かったです。また、陪審員制度の危険性も感じました。 |
ロブソン | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | こんなに場所の変わらない映画はあまりない。いや、これだけだと思う。それでいて、これだけ魅せれるのはすばらしい。しかも、見るからに低予算(??)。そして、議論が白熱していくのと同時に自分も引き込まれていくし、無罪だと思ってくる。声高い人が気になった。それに、高い声出しそうな顔してたのにも驚いた。 |
spicy7 | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 私の叔父はヘンリー・フォンダに顔が似ています。物静かな話し方なのに、背筋にピンと張り詰めたところがあり、人に有無を言わせない迫力があるところなんかまでそっくりです。82歳現役です。 |
K | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 12人の陪審員たちがただ議論を交わす密室劇なのに、まさかここまで楽しませて、引き込めさせるとは思いませんでした。1人の無罪主張から、次第に他の男たちの性格や化けの皮、そして生活面もが見えてくる。当時のアメリカの差別問題をも鋭く描いた脚本に拍手です。 |
mazin555 | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | モノクロの密室劇だが、人物の描き分けが素晴らしく、クローズアップを多用して緊張感を持続させ飽きさせない。主人公が説く陪審員の在り方、人の命を預かる責任の重さなどがズンズン胸に響いてくる。これを観た誰もが己の考え方に影響を受けるはずだ。私が観たのは20年前だが、多分、一生忘れないね。傑作。 |
ノコギリソウ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 密室劇の洗練の極致。日本の安手サスペンスドラマにありがちな、興ざめな殺人場面の挿入シーンはもちろん無しで、すべて12人の発言の中から現場の情景を想像する。見ている側の想像力がかきたてられてそれも楽しい。 |
くにきょ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 素晴らしい!脚本を書いたレジナルド・ローズは天才です。裁判のシーンがあるのかと思えば・・・えぇ〜って感じです。でも飽きない、グングン引きこまれる・・・あ〜なんて素晴らしい映画なんでしょう!! |
ディンブラ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | あらゆるシーンで人を惹きつけて止まない素晴らしい映画。ヘンリー・フォンダ演じる主人公の格好いいところは、「正義感」ではなく「飽くなき探求心」ではないだろうか? |
アルテマニア | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 各キャラが濃い上に、事件現場の映像がないので想像してしまい引き込まれました。自分も討論しているかのように有罪から無罪への気持ちの変化が味わえるし、なにかヒーローものを見ているかのような気持ちよさもあり、小説を読んでいるかのように夢中になれた!最後に名前を語るとこもシャレてる。秀作! |
jens | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 誰もが真実だと思い込んだ検察官の起訴事実について、当該犯罪とは無関係の国民が、白熱した議論を通し疑いを持っていく様子が巧みに表現されていたと思います。検察官の起訴事実もまた一つの「作り話」であり得るということが勉強できる作品だと思います。 |
ごまがすき | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | これはもう奇跡ですね。芝居のもつ力を120%発揮した力作かつ超名作です。議論という、論理を駆使した言葉の応酬の本質をつきつめる一方で、映画らしくイロニカルな要素が台詞の端々にふんだんに溢れてる。役者も熱いです。あまりに熱いです。最後まで集中力をきらさずに演じきった彼らは凄い!世が世ならアカデミー賞総なめでしょう。歴史に残る、残さなきゃならない一作といえる、まちがいない! |
じろう | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | おととし国語の授業で見ました。金はかかってない映画なんだけど、引き寄せられるものがありました。最近の若者は歴史上の傑作として見たほうがいい! |
kyutech_brain | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 一部屋だけで行われる12人の演技がものすごく良かった。見入ってしまった作品です。 |
じーこ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 高校のとき国語の授業で見たのだがはっきり言って衝撃的でした。最初は白黒だったし、硬そうな内容だからつまらないだろうと思っていたら、いつの間に引き込まれ最後まで見入ってしまった。内容が濃いぃー。 |
えいざっく | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | あの部屋の空気がこちらまで伝わってくるような作りがすごい。なんか汗臭そう(笑)こっちまで暑い。議論の方も熱い。時間の割に長く感じるのに、面白いという作品も珍しいです。 |
タイラー・ダーデン | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 何度観ても演出のうまさにうならされますね。だんだんとヘンリー・ホンダの存在感が強くなっていくと同時に話もおおずめを迎えていく。やはり脚本と演出の勝利ではないでしょうか。三谷幸喜が目をつけるのも分かります。 |
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![]() | 7 | ★★★★★★★ | 12人全てが無駄なく生かされている展開力にまず驚かされる。そしてその12人全ての個性がスタート直後に確立するところの凄さ。役者の選択や、脚本が優れている証拠である。そして、個々の立場の微妙な変化。この個々の立場、単に証拠云々だけでなく、陪審員間の軋轢や、仲間意識等でも微妙に変化する所のシュールレアリスム。法のエアポケットをシニカルに突いてみせたルメットの人間絵巻。 |
tedkidlewis | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 私の見た映画の中でベスト1です!ケチをつけようと思えばいくらでもあるが、それを押さえ込む出来だと思います。 |
クマネエ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 傑作。色んなものを排除して、限られた場所で限られた人々で、だんだんと浮き彫りにされていく個人の輪郭。正直、この脚本を映画でやる意義はあまり感じられないのだけれど(舞台でやるのが一番では)、それでもやっぱり見ればグイグイと引き付けられる脚本の確かさ!昨今の、観客を引き込むための派手なテクニックばかり追い掛けている映画ばかり見慣れていると、この映画の骨太のおもしろさがよくわかる。 |
ゴンタブラザーズ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | この映画は1人1人の名前は出てきませんでしたが、名前が無くともしっかりと1人1人の個性がしっかりして名前が無くとも大丈夫でした。=脚本が優れていないとこれは難しい事なのです。まずなんと言ってもアイディアが素晴らしい。狭い部屋から1歩も出ずひたすら繰り返される議論。普通なら2時間は超えそうなのだが、無駄なシーンは1つも無くとてもテンポ良く見れました。 |
やのたく | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 1つの部屋の中だけで2時間もあるのにまったく飽きを感じさせない。むしろ緊張と熱気、微妙な心情まで細かく描かれている。名前もほとんど出ないが一人一人のキャラが確立されている。わかりやすい展開だがこの条件でここまで完成度の高い作品を作った監督は天才である。 |
みゅみゅ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 最高!1級の推理小説に映像が加味されたかのような傑作。12人の陪審員の日常生活・犯人像・密室の空気・犯行の様子…全てを会話だけで引き込み、想像力をかきたてる。とにかくうまい!罪のない人の命を陪審員1人の主張で奪ってしまうとしたら…人命を左右する陪審員制度って恐いなと思ったと同時に勉強になりました。何度観てもおもしろいと思う作品です。 |
Arufu | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 事件解決の展開のレベルはB級推理小説並なんだが12人の陪審のかけ合いが秀逸。差別主義、絶対主義、客観主義、人種主義、利己主義、迎合主義、独善主義など思想的差異を見事にカバーし複雑な鬩ぎ合いを描いている。一室での特別な条件下での討論に見えるが、そこには「社会」そのものが現れる。いかに社会が思想、偏見、独善に満ちていることか。人間心理・社会心理を描いた映画として大傑作。 |
人魚姫のママ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 良かったです〜〜〜!!!一つの部屋だけでほとんど話が進んで行くのに、こんなに面白い映画ってできるんだ!人が議論しているのを聞いてるだけでも、内容によっては面白いってことですね。国会中継は面白くないけど… |
K&M | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | 地味ながらハリウッド映画の最高傑作の一つ。ヘンリー・フォンダを除き、早く評決を終らせたがる陪審員たち。だが証言者の矛盾点をつくフォンダの熱弁に次第に意識が変わり、討議が白熱を帯びてゆく下りは緊迫感満点。加えて12人各々の違った個性のぶつかり合いも見ものであり、アメリカ社会に巣ぐう種々の問題点を浮き彫りにした点も秀逸。この作品の根底にある原点はやはりヒューマニズムであり、それを限定された空間の中で見事に描いている。 |
エーガ | ![]() | 7 | ★★★★★★★ | なんて低予算な映画なんだろう・・・それなのに面白い。金なんて関係ないですね。 |
Pochi | ![]() | 6 | ★★★★★★ | そんなに長い映画ではないし、舞台も裁判所から一歩も出ないが、「映画をみた!」という充実感はたっぷり。正義を貫き通す、アメリカらしい作品。 |
まるっこ | ![]() | 6 | ★★★★★★ | めちゃくちゃ面白かった。いい脚本と監督と俳優がそろえば、制作費なんてなくても、いくらでも面白い映画が作れるものなんですね。本当に素晴らしい。 |
onlly | ![]() | 6 | ★★★★★★ | ほんとに密室劇ですけど、かなり楽しめました。密室劇とは言うけれども、12人の発言から、議論の対象である殺人の現場のイメージがどんどんと浮かんできます。頭の中で自分で勝手にシーンを作ってたり・・・。よくできてるなぁ、とつい関心してしまう作品でした。 |
milos | ![]() | 6 | ★★★★★★ | お見事!の一言です。殺人のシーンもなければ証人たちの証言のシーンもない。全ては名前も出てこない12人の陪審員たちの話だけ。だから自分の想像力を存分に発揮できる本を読むのと同じ面白さがある。ANGRY MANよりも直訳の怒れる男の方がインパクトが強くて良いね。熱い男たちってやっぱり魅力的です! |
いちこ | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 緻密なプロットは脱帽もの。話にどんどんひきこまれていきます。97年制作の方も見ましたが、それに比べるとこちらの方は主役2人に多めにスポットが当たっているような気が。この映画はアメリカにしか作れませんねー。ちょっと妬けます。 |
じゃこ | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 最初から最後まで、殆ど同じ部屋、同じ人物。なのに薄っぺらく安っぽい感じが全くない。先入観って本当に怖いなぁと実感させられました! |
のあ | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 三谷幸喜監督の「12人の優しい日本人」のモデルとなった作品。この映画は陪審員制度について考えさせられます。法廷ドラマの原点とも言えるのでは。思い込みの恐さ、命の尊さ、正義とは・・。とにかく楽しめる作品です。 |
じい | ![]() | 6 | ★★★★★★ | とにかく脚本が素晴らしい。適当な事を言わず、細部にまで凝ったことが映画の完成度のよさにつながった。ただのサスペンスで終わらないところも効果的。十二人の陪審員の心の内面をうまく描写してみせた。新たな方法で見てるものを楽しませる事に成功した秀作。 |
jun1 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 全く古さを感じさせないストーリー。それは何故か?それは、この映画の根底に流れる「他人への無関心」といった、現代に大いに通ずる問題を提起している事にある。この世にはなんと「社会の憎悪に満ちたサディスト」が多いことか!・・・しかし、それを完全に否定しきれない自分であることも事実。それでも、あの部屋、そしてこの映画を観ていた僕の心の中には、確かに民主主義が存在した。 |
dry500kan | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 映画史上はじまって以来の作品。最初と最後以外はずっと一室の映像。それでいて飽きない。各国で焼き直しされている事自体、評価を控えたい所ですが・・・この映画は原点ですので、ここにコメント残される方は見ておかないといけない1作品だと思います。と言う事で、今日はピザでも食べながら、筒井康孝の”12人の怒れた男たち”でも読むか・・・ |
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![]() | 6 | ★★★★★★ | あまり画質のよくないビデオで観たので、6にしたけど、すごく私好みの会話いっぱいで、すごい楽しいかった!なんていうかこういうことをさらりと、映画にしてしまうセンスに脱帽です。そして、これって、アメリカの陪審制度があるからこそできることで、さらに人の命に真剣に向き合うことの大切さ、含まれてる気がする。 |
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![]() | 6 | ★★★★★★ | ひたすらのめり込んで観てしまった。途切れることの無い、緊迫感。映画を観ているというより、その部屋に自分も居て、彼らの議論をただじっと聞いている、そんな感じです。こういう映画がもう少し数があっても良いと思う。 |
たろう | ![]() | 6 | ★★★★★★ | テーマは今となっては珍しくないけど、良心に訴えかける名作。小学生の頃に見たけどこの映画は結構憶えてます。 |
ジョエル | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 凄い映画でした。当時のアメリカの諸事情はわからないけど人々の差別意識を浮き彫りにしたセンセーショナルな作品だったんじゃないかなあと。もちろん、今見てもセンセーショナル、です。完璧! |
Back | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 限られた空間の中でどんどんストーリーが展開してくのはすごいと思います。また陪審員をクローズアップしてる作品も珍しいです。一風変わった法廷モノでしょうかね。 |
WHITES | ![]() | 6 | ★★★★★★ | ![]() |
waya | ![]() | 6 | ★★★★★★ | この映画は、私にとっては衝撃作でした。2時間ほどの陪審。映画を観ていても、時間が飛んだり翌日になったりする事なくリアルタイムな感じで、私たちまで同じ陪審の時間を過ごせる。←気付いた人いるかな? 映画の中で「10分の休憩」と言われたら、映画でもちゃんと、ちょうど10分なんです。それぞれの考え方、判断の違い、いろいろ面白かったですが、リアルタイムな感じが一番衝撃を受けました。 |
yaso | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 法廷が舞台になったストーリーは、小説で読むことの方が多く、映画で心を動かされるものはなかった。法廷劇の面白さを凝縮した作品が、こんなに古い時代に作られていたことにまず驚いた。細かいとこを気にすると粗は出てくるけど、法廷物好きの僕にとってはなかなかの良作。 |
映斬 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 密室での緊迫感。たまらない。人間は人に流される傾向があるがそれを覆し、見事な話術で説得していく。やっぱ自分の意見を持つというのは大事だ。それがあっていようが間違っていようが。 |
quietlodge | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 無罪か有罪かをめぐるやり取りに引き込まれた。性格も社会的立場の違う12人の人間の議論、感情のやり取りを一つの物語としてよくまとめていると思った。 |
ミスター・チン | ![]() | 6 | ★★★★★★ | はじめ、どんな映画かなと思ったが,1回目の評決から,自分も陪審室に居るようなスリリングな映画やね。へンリーフォンダも好きやばってん、何より印象に残るのは,リー・J・コッブがはまり過ぎ! |
ROXY | ![]() | 6 | ★★★★★★ | この映画の秀逸な点は、画面に現れない各人物の生活臭を感じさせてくれることである。これがしっかり出来ている映画は少ない。 |
木花 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 検事vs弁護士でなく陪審員同士というところが面白いですね。全員、持ち駒は限られた証拠と証言だけ、部屋からは出られないという対等の条件の下で、ものをいうのはただ“説得力”のみ、というところ。まあ、“裁判”としてはそんなのでいいのかって思いますが(そのへんも風刺なのかな?)、“知的ゲーム”としてはすごく楽しめました。 |
ぶんまわし | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 見終わった後、人間を信じたくなる映画。ほぼ、陪審員の台詞だけで画面に登場しない人物の姿まで浮かび上がる。舞台劇のお手本。観るべき。 |
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![]() | 6 | ★★★★★★ | あんな限られた空間の中であれだけのストーリーで、あそこまでひきつけてしまう何かはすごい!全く映像から目を離せなかった。恐るべし。 |
imad | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 極限までシェイプされた映画です。古い映画ですので映像はモノクロですが、それがよりシンプル性を高めていて、実にしっくりときます。今日びの法廷物特有の小難しさは一切ありませんので分りやすく気軽に楽しめる点も素晴らしいですね。古い映画と敬遠しないで見て頂きたい傑作です。 |
松々 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | こういうシンプルで面白い映画大好きです。紛れもなく傑作なんだけど、鑑賞する際、夏場以外、特に冬場をおすすめします。ただでさえ真夏の設定で、しかも濃いぃ油ギッシュなおっさんたち12人の”密室”での討論。考えただけで熱いし、暑い! |
自転車日記 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | ナイフで刺す瞬間を実演するところなんか、本当に刺すんじゃないかと思った。演技力と話の展開のみの映画。「コロンブスの卵」的な映画ですね。最初にこの映画を作ろうと思った人はすごい。しかも50年前なんですよね。映画って進歩してるのかな? |
contrarian | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 確かに言われているだけのことはあると思った。脚本が素晴らしい。だれることなく一気に引き込まれた。しかし、最高の映画の一つに入れるには足りないものがある。淡い感動、ロマン、ファンタジーがないと最高の一本には入れられない。 |
姫 | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 有罪か無罪か。それを議論する話。場所も一室のみ。それなのに全く飽きない内容でした。一人一人の話を聞いていると、まるで自分が13人目の陪審員になったような気にもなりました。最初は適当に対処していたのに、どんどん本気で考え、討論するようになる。やっぱり、それだけ人の命は大切ということです。 |
りゅうご | ![]() | 6 | ★★★★★★ | この映画、ラジオでもいけますよ。だって脚本がすごいんですもの。日本人バージョンも面白かった!! |
toi | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 密室での議論だけなのに全く飽きさせず、魅力ある展開が最後まで続く。それぞれのキャラクターもいいし、どの人の意見もなんとなく共感できたり、「ああ、こういう人いるよなぁ・・」とか思わせる。できれば三谷さんの作品より先に見たかった・・かな? |
Lotus | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 陪審員たちが、次第に有罪から無罪に転向していく様子は、見ていて痛快だった。脚本とカメラワークがうますぎる。 |
ぴかぱ | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 場面転換は映画に欠かせない要素と思う。シナリオに緩急をつけ、見るものの気分転換もさせる重要な要素。それが本作には一切ない。しかし、本作は十二人の個性的な面々のせりふだけで、それを補ってしまう。いや、補って余りある。この映画はせりふが命。何度見ても、真剣にせりふに聞き入ってしまう傑作。 |
ボバン | ![]() | 6 | ★★★★★★ | どちらが、正しいのかは、置いといて、やる気の無い奴に陪審員を遣らせるはどうかと・・・ |
notti | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 題名だけ聞くとバイオレンスな匂いプンプンなんだけど、実は静かに語ってくれますよね。見終わった感想。見事。見事。見事。警察もちゃんと調べんかい!って思ったけど、何かそんなことどーでも良くなってきちゃう。そんなの無視して、ただひたすら画面にしがみついてた。あーこんな奴周りに居るよなーとか思いながら観てた。陪審員制が他人事じゃなくなった今、そういう意味でも考えさせられる作品でした。 |
リー | ![]() | 6 | ★★★★★★ | いいですね。人が人を裁けるのか?改めて考えさせられました。重いテーマのようだが、そう感じさせず、ディベートを楽しめました。 |
JAVA | ![]() | 6 | ★★★★★★ | 細かい所は他のレビュアーに任せまして、、、、自分も映画を作りたくなってくる。そんな映画です。見応え抜群、必見ですよ! |
かずちゃん | ![]() | 6 | ★★★★★★ | おもしろかったです!!話で場面が想像できたので密室で展開されただけとは思えませんでした。とてもよかったです。これからの自分に関わることなのでもし自分だったら、と考えさせられ勉強にもなりました。偏見を持って臨むのは良くないですが、偏見おじさんへの仕打ちはちょっとかわいそうでした。 |
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![]() | 5 | ★★★★★ | 名作ですね〜 ほとんど一室でのシーンだけで映画として成り立っている・・すばらしい・・ 50年代の作品とは思えないくらい洗練されています・・ |
潤 | ![]() | 5 | ★★★★★ | あれだけお金をかけないで1人の意見からあそこまでみんなの気持ちを変えれるということにもビックリあと人は見かけで判断してはいけないとか色んなことを学べた。けど警察ももっとちゃんと調べて欲しいな・・笑 |
とし | ![]() | 5 | ★★★★★ | ![]() |
kazuya | ![]() | 5 | ★★★★★ | 間違いなく名作です。ローキー画面による、カメラオプスククーラでの話し合いのシーンは緊張感があり、とても面白い!キャラクターに個性があり、覚えやすいし、みんなそれぞれ意見をもっている所もまたいい!やっぱ切り返しショットは、この映画だからこそ光る! |
チヨリ | ![]() | 5 | ★★★★★ | お金をかけなくても良い映画は作れる、という事を教えてくれる映画。ひとつの部屋で12人の陪審員達が意見を交わし、徐々に意見が切り替わっていく過程が絶妙。狭く暑い部屋からは閉塞感を感じますが、ラストは解放感に溢れ、とても爽やかです。 |
mmiya1 | ![]() | 5 | ★★★★★ | ![]() |
ぷるきい | ![]() | 5 | ★★★★★ | 所詮人間だから、議論も感情と感情のぶつかり合いですね。論理的に理性的になんて理想論。そういうことがよくわかりました。人間が人間を裁くことの恐ろしさはあまり伝わってきませんでした。これより、「12人の優しい日本人」のほうが好きかも。 |
るぱん3 | ![]() | 5 | ★★★★★ | 95%一室のシーンのみだが全く飽きない。なんでも糸口はあり100%はないということと、目に見えるものだけで判断せず、見えないものを見ようとすることが大事であることを再認識した。 |
NARUSE | ![]() | 5 | ★★★★★ | 完璧な脚本、完璧な演出、それらに応える名優達の完璧な演技。ところが、何度か観るとやや飽きる。何がいけないのかなあ? 12人の男が出る映画なら『特攻大作戦』(原題:The Dirty Dozen)の方が破天荒で面白かった。やっぱり、この私のいい加減な性格が原因なのでしょうか? |
Shoichi | ![]() | 5 | ★★★★★ | ![]() |
How much ? | ![]() | 5 | ★★★★★ | 1010円、ユニークな作品、退屈せずに見られましたがいかんせん動きが少なくてハラハラドキドキがなかったので☆5です。もう少し年をとったら点も高いかも? |
ワシントン | ![]() | 5 | ★★★★★ | 一つの空間だけで映画が成立しているのは素晴らしい。陪審員制に一石投じている点も良かった。ただ議論自体のレベルが低い。もっと議論が白熱する複雑な事件なら良かったのに。 |
tinobu | ![]() | 5 | ★★★★★ | とにかくアイデアが秀逸。映画のほとんどが1室の中での議論だけなのに、退屈せず見られる。人はいかに他人を上っ面だけで判断しているか、ってことだよね。舞台とかで見れたら、もっと面白そう。 |
kings | ![]() | 5 | ★★★★★ | 性格、生い立ち、思想、年齢など様々な条件の異なったものどうしの議論なだけに、一人一人の人物の描写がとてもきめ細かくて、議論中の感情の変化などもとても上手く表現できていた。密室劇なので視覚的に変化がないはずなのだが、実際に白熱する議論にどんどんと画面に引き込まれていく自分がいた。 |
URIBO555 | ![]() | 5 | ★★★★★ | 面白いと思います。でもあまりに正論で美しすぎて物足りなさを感じます。「人間って、そんなにきれいごとばかり言ってられないじゃないの?」という気持ちがぬぐいきれません。昨今のアメリカの動向を見るにつけ、アメリカの正義とやらに疑念を抱かざるを得ないというのが実感です。まあ、そういうことは抜きにして映画自体は見る価値あります。 |
クラウン | ![]() | 5 | ★★★★★ | 『12人の優しい日本人』を先に観てしまいました。そのせいかパロディのほうが面白かったです。とても濃い内容で見ごたえがありました。 |
YOU 1 | ![]() | 5 | ★★★★★ | 「12人の優しい日本人」を最初に見てしまったので、そこまで楽しみを味わえなかったのが残念。作品としてはリメイク版の方が完成度が高い気もするが、最初に作られたこの映画に斬新という言葉を与えたいと思います。絶対にこちらの映画を最初に見るべきでした。 |
nor | ![]() | 4 | ★★★★ | ディベートを聞いてて、なんて穴だらけの裁判なんだって感じでした。そんなの警察がちゃんと調べておけよ!あの事件なら有罪を主張する人だらけになるのがおかしいんじゃないの?時代背景とか差別的なことも絡んでたのかな?それ以外の人間的な部分はおもしろかった。 |
hayato04 | ![]() | 4 | ★★★★ | 「疑問が残るから有罪にはできない」主人公を始めとする12人の個性の描き方や、その疑問を筋立てて検証し立証してゆく様など、脚本が良く出来ていて面白い。そして映画を観終わった時、陪審員制度、もっと言ってしまえば民主主義の恐ろしさを感じずにはいられませんでした。果たして、どの人間の1票も同じ価値なのだろうかって。 |
wacky | ![]() | 4 | ★★★★ | ほぼ1室でここまで見せるというのはすごい。1回目に見たときは普通に無罪で万歳!と思ったけれど、次に見たときからもし、本当は少年が犯人だとしたら説得力のある1人の弁護で判決が覆ってしまうのだな、と法廷で犯罪を扱うときの恐さを感じた。 |
炙りトロサーモン | ![]() | 4 | ★★★★ | こういう発想をここまでしっかりとした映画に完成させたことが素晴らしいですね。リメイク版のほうが出来がいいのは否めませんけど、斬新だという評価はオリジナルにのみ適用されるべきでしょう。 |
みかん | ![]() | 4 | ★★★★ | 外国の出来事なんで、そんなに現実味を帯びて感じられないのが良かったが、陪審員制度の限界がみえる映画。裁判ってのはなかなか難しいねぇ〜。この間ビリー・ワイルダーの『情婦』を観たんだけど、裁判ってのはホント難しい。 |
Pewter All | ![]() | 4 | ★★★★ | 歴史に残る名作だということには異論ありませんが、僕は好きではありません。偉そうに正論を振りかざす男が主人公だなんて……。ヘンリー・フォンダは嫌いじゃないけど、雄弁な陪審員よりも物静かな保安官の方が似合っていると思います。 |
チン太 | ![]() | 4 | ★★★★ | 話の展開は予想できますね。台詞回しとかが面白いと感じることもありましたけど、僕的にずっと同じ部屋での映像なので少し退屈に感じました。あと、人間っていろんな人がいるなぁとしみじみ思いましたね。 |
dungeon | ![]() | 3 | ★★★ | 限られた空間のなか議論のみで物語を展開していく作りは見事。脚本、出演者の巧さを感じた。しかし「12人の優しい日本人」を先に見てしまった私には少々退屈でした。 |
yuta | ![]() | 2 | ★★ | 陪審員のディスカッションの映画って珍しくて興味深々で見ましたが、当時は一票しかない正論も現在(特に僕の周り)では当たり前過ぎてイライラし冗談抜きで気分悪くなりました。当時はこれが当然だったんだんだろうな。でも一室のみでの展開なのは凄いなぁ。04/16.03 |
zep155 | ![]() | 2 | ★★ | 『12人の優しい日本人』を先に観ていたのと、どうしても言葉遊びにしか捉えられなかったので、13人目に加わることができなかった。展開を二転三転させるためにつめの甘い論から入って、などと綿密なプロットを立てている作り手の存在が、背後に見え隠れする様で気になった。でも非常にユニークな映画だと思う。 |
■ Fayreal ■
Cinema Review Ver 3.0
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