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アンダーグラウンド
UNDERGROUND

1995年 フランス ドイツ ハンガリー コメディドラマ
総合評価:

5.0
5.2
4.0
評価人数:11人[:10人:1人]
監督:エミール・クストリッツァ 
制作:ピエール・スペングラー 
脚本:エミール・クストリッツァ デュシャン・コバチェヴィッチ 
原作:デュシャン・コバチェヴィッチ 
音楽:ゴラン・ブレゴヴィッチ 
出演:ミキ・マノイロヴィッチ ミリャナ・ヤコヴィッチ ラザル・リストフスキー 
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映画賞:カンヌ映画祭パルム・ドール
あらすじ:第二次大戦中のベオグラードで富と名声を手にした武器商人のマルコは、祖父の地下室に避難民の一団をかくまい、彼らに高価な商品や武器を製造させ富を築く。やがて1945年に戦争が終わりユーゴ連邦が発足するが……。

レビュー
映斬 7 ★★★★★★★ かなりの力作。音楽、ストーリまじでいい。約3時間だがかなりいい感じに仕上がっている。一味違う戦争映画といったほうがよいのであろうか。そしていろいろ対比させながら見せるのがうまい。アイディアが最高。最後見終わった後拍手したくなった。
左三つ巴 7 ★★★★★★★ 映画史上に残る傑作中の傑作だと思う。現代映画作家の中でもかなり独特のテンションと卓越したセンスを持つエミールクストリッツァのまさに入魂の作品。ユーゴの悲劇的な現代史を笑って泣いて踊りながら強烈に描く。登場キャラの濃さも最高。音楽の良さも毎度ながらさすが。サントラもいい!
カンドレ 6 ★★★★★★ まいった。自分の国がボロボロになっていく様を、決して悲劇的ではなく、徹底的に喜劇として描くその根性。ラストに青年が呟く一言に、俺は泣いた。
k-brain 6 ★★★★★★ 悲しいのに笑っちゃう。切ないのに爽快で、エネルギッシュ。ワンシーンごとに切り取って絵葉書にしたいほど、印象的なカメラワークと映像。訴えかけられる独創的な数々の台詞。悲しいすれ違いと空回りする愛にきっと皆、心打たれると思う。時代背景の特殊さも手伝ってリアリティーもある。いい映画だ。
キャリー 6 ★★★★★★ 喜劇的悲劇ですね。一応三部構成になってますが、第一部「戦争」と第三部「戦争」と同じ章のタイトルでありながら、全くガラリと世界観が変わっています。パルムドールに選ばれるべくして選ばれた最高傑作でしょうね。クストリッツァ自身の思いいれもハンパじゃなかったのでしょうな、きっと。
はるのぶ 5 ★★★★★ たまらなく悲しい作品。設定しか知らないで見たため、心の準備が出来てなかったせいかもしれないが、それ程強烈。祖国を「存在した」と過去形で表現し、そこに生きる人々の悲喜劇を描く。道化的な笑の中にも一抹の皮肉とも悲しみとも取れるものがあり、それがまた胸に刺さる。悲劇と喜劇は正に紙一重。最後に火に包まれた車椅子が回り続けるシーンは吐き気すらした。米の統治政策如何では日本もこうなってたのかな・・・。
炙りトロサーモン 5 ★★★★★ わけの分からないところもありますが、底知れぬエネルギーを持った作品だと思います。動物園が空襲されるシーンだけで泣きました。
hide 4 ★★★★ けっこうブラックコメディ。真剣な中にもこっそり笑いのつぼを押されるところがありました。ただ長すぎる。はっきりいって1日では見れなかった。でも実際政府も真実を隠して一般市民を情報操作することは可能。だから回りの壁を壊すことって必要だと思う。
mari 4 ★★★★
oribie.p 4 ★★★★ 喜劇なのに哀しいというイタリア風映画、登場人物全員がサーカスのピエロです。真実はなく、操られて踊り続け、踊り疲れてしまった…操っているのはマルコというより戦争です。ただ地下生活をスタートさせた動機が、男女の三角関係というのは動機としてやや弱い、けどその程度の動機だというのが、また喜劇で哀しいと言えるかも。あと、あの音楽が耳について離れない…
ボバン 2 ★★ 昔、ひとつの国があったことの証であろうこの映画。暗い部分を喜劇にしたのいいが、どうも、感動までいかない。

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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