うなぎ
1997年 日本 |
総合評価: : : |
4.0 3.8 4.6 |
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評価人数:12人[:9人:3人] | |||
監督:今村昌平 制作: 脚本:今村昌平 冨川元文 天願大介 原作:吉村昭 音楽:池辺晋一郎 出演:役所広司 清水美砂 柄本明 常田富士男 倍賞美津子 佐藤允 哀川翔 田口トモロヲ 小沢昭一 市原悦子 |
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映画賞:カンヌ映画祭パルム・ドール | |||
あらすじ:妻が浮気をしていると手紙を貰った山下拓郎は、妻を殺害し自首する。8年の服役の後、仮出所した山下は理髪店を開くが、周囲の人間には壁を作り、心を開くのは飼っているうなぎだけだった。そんなある日、山下は自殺未遂の女性、桂子と知り合う。 |
レビュー | ||||
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まるこ | 6 | ★★★★★★ | 役所広司さんの役柄がよかった。誰にも心を開かなかった山下が、桂子と知り合ってから、少しずつ心情の変化を現していくところが、すごく淡々と描かれていたと思う。 | |
fumi | 5 | ★★★★★ | 淡々と描かれているけれど、人間の心の奥を見据えた深みのある映画だと思います。なんでうなぎ?と思うけれども、他のもっとポピュラーな動物では観客の感情が流されてしまったのかも。徐々に癒されていく男と女を、役所広司と清水美砂が好演していて、重すぎず軽く流されずにいい作品になっていると思います。 | |
コナン | 5 | ★★★★★ | 男の悲しさというか、犯罪を犯してしまった男の生き様というか・・ しみじみと哀愁が伝わってくる作品です。 邦画が好きな方にオススメです! | |
かたな | 5 | ★★★★★ | 原作の吉村昭の小説とはまったく逆の結末です。でもねえあんないい女が都合よく現れるかねえ、あのへんリアリティがちょっと。あ 田口トモロヲ出てるんだ ふーん マイノリティリポートでも 浮気された男は妻を殺そうとしてましたが そういうもんなのかなあ むしろ 相手の男の方に憎しみが行くのでは と思ってしまいましたが。 | |
★☆★ロミオ★☆★ | 5 | ★★★★★ | 映画としてはまぁまぁだったかな でも カンゾー先生って映画の方が好きかなぁ 柄本明も良いカンジだったし だから二つの映画をあわせて★5つ | |
カンドレ | 4 | ★★★★ | けっこうドロドロしたストーリーなのだが、タッチが割と軽めで、重苦しく感じない。でもカンヌでパルムドール獲得する程の作品だろうか。僕はこの後に監督が撮った「カンゾー先生」の方がよっぽど面白かったけど。 | |
たけ | 4 | ★★★★ | 周りの人間、中でも特に桂子によって山下の頑なな心が徐々に解されていく様子がしみじみと伝わってきました。ただ、柄本明のぶっとんだ演技はリアリティに欠けているかなと。今村監督らしい描写はとてもよかった。 | |
oribie.p | 4 | ★★★★ | 純粋といえる主人公にとって、その純粋さは生きていくのにいいものなのか、それとも悪いものなのか。人が社会の中で生きていくことの難しさを感じさせてくれます。それにしても、パルム・ドールというから期待したんですけど、そこまでの作品とは思えないです。今村作品なら楢山節考の方が好きです、「生きる」ということをこれでもかというぐらい描いてます。 | |
Rand\ | 4 | ★★★★ | 榎本明と市原悦子で持っている作品。この二人の怪演は必見。もう、職人芸。モチーフと、この二人以外は評価すべき点はないように思われる。本来ならば★★ぐらいの作品であろう。 | |
hotch | 3 | ★★★ | 全体的に普通な感じのする作品。ただ、これがカンヌを受賞するとは、役者の力量によるものなのでしょうか?そんなにおもしろかったかなあ。私がまだまだ未熟者だからでしょうか・・・。 | |
Lestat | 2 | ★★ | 古臭い映像と古臭い音楽といった感じ。話も大して面白くない。この映画に限って言えば、誰が撮っても良かったように思います。 | |
zep155 | 2 | ★★ | 平凡で退屈だと思った。可でも不可でもない感じ。記憶に残らない映画。 |
■ Fayreal ■
Cinema Review Ver 3.0
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