Lestatさん
ブロンズレビュア 
得票数：21
プロフィール：
前の50件
| 題名 | レビュー | 星の数 |
| マッチスティック・メン |  | ★★★★★ |
| X-MEN２ | 1も面白かったし2もそこそこ楽しめた。決して娯楽以上の何かがある訳では無いが、キャラクターそれぞれの独特の映像を楽しめればそれでいいかなというような作品。ストーリーは殆どどうでも良く、面白いPVを観ているような楽しさがある。 | ★★★★★ |
| 青の炎 | 蜷川幸雄の才腕が光る。原作の持ち味を上手く映像化できた作品。二宮和也の演技も自然で好感持てる。小粒ではあるが、家で観るには申し分無いレベル。 | ★★★★★ |
| めぐりあう時間たち | N・キッドマンの役作りや、J・ムーアの演技力の高さに感心しました。テーマや同性愛は象徴的にしか語られず非常に難解で、予備知識が無いと全く理解できない。しかしながら心理要因が外的に明確では無いからこそ、女性達の厭世感は深刻で、彼女たちの苦悩や虚無感、自己喪失感に救いが無いのかも知れない。どの時代も子供との対比が描かれるが、主人公達が大人であるということが悲惨だ。物語が交錯する構築の仕方も印象に残る。 | ★★★★★ |
| ボウリング・フォー・コロンバイン | この映画の全てを鵜呑みにする事は危険だが、何故銃社会が無くならないかをマイケル・ムーアなりの回答で示した点は興味深い。特に日本では馴染みの無い銃社会という別世界の一端を垣間見ることが出来る。一人のアメリカ人監督の映像を通しての訴えは、耳を傾けるに値する内容だったと思う。それがムーアお得意の皮肉であったとしても。 | ★★★★★ |
| 呪怨 劇場版 | 過去と現在が入組んでいて話が分かり辛いが、映画そのものの出来としては結構怖い。昼夜場所問わず恐怖シーンが出てくるところは感心します。襲われるシーンは寸止めなので正視できないような視覚的な恐怖は皆無。その分、振り返ったら後ろに誰かいるのでは無いかという人間の死角への恐怖を良く突いていると思います。ストーリー自体はあって無いような物なので、精神的恐怖はリングの方が上かなと思いました。 | ★★★★★ |
| シカゴ | ミュージカルにありがちな、音楽シーンと通常シーンの温度差があまり無いのが良い。テンポもあり、映画ならではの見せ方も上手い。ストーリー自体は特別面白い訳では無いので、単純に音楽とダンスと雰囲気を楽しむだけに終始してしまう。金と愛と犯罪とショービジネスの雰囲気は十分味わえる。Ｃ・ゼタ・ジョーンズの役所は良かったが、Ｌ・ゼルウィガーは……。ちなみにこれが作品賞を獲ったと聞いた時はがっかりした。 | ★★★★★ |
| es ［エス］ | 実話だと言われると何も言い返す事が出来ないが、正直嘘のような話だ。細部に色々とフィクションもあるようだが、どうも被験者の変化の理由が納得し辛い。2週間みんなで大人しく我慢すれば大金が手に入ったはず。まるで初めから問題ありそうな連中ばかり集めたかのような展開だ。主人公77番と看守のベルスがいなければもう少し違った展開になったのではとも思う。ドーラのシーンとかは省いて心理描写をもっと掘下げて欲しかった。 | ★★★★★ |
| パニック・ルーム | アイディアは面白いし筋書きも良い。小技の効いた軽いサスペンスという感じです。映像テクニックもさすがデビッド・フィンチャー。しかし残念ながら三人組に怖さが無い。コイツらならなんとかなりそうだと思えてしまい緊張感が薄くなっている。もっとウィテカーを中盤まで弱いキャラにしておき、逆に覆面の男をもっとサイコ野郎っぽくすれば良かったと思う。その他は文句無し。今度からパニックルームには銃くらい置いておこう。 | ★★★★★ |
| バイオハザード | ホラーというよりはアクション映画。作りはかなり大雑把。ちゃんと研究所内部を把握して作っているのか謎だ。喋るマザーコンピューターもどうにかして欲しい。人物描写も殆ど手抜き工事で魅力もあまり無い。それでも地下研究所への潜入は楽しさがあるし、ゲームの映画化としては無難な感じがする。ミラ・ジョヴォヴィッチは割と良い線行っていた。 | ★★★★★ |
| 少林サッカー | 少林寺を広める為にサッカーをやるという設定が良い。映像も面白いが、女が出てくるのは余計。登場人物の個性も若干弱い。勝ち上がって行く展開にもう少し工夫が欲しかった。エンディングは最高。Good！ | ★★★★★ |
| ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ | 音楽は非常に良い。出だしのヘドウィグには多少引くものがあったが、次第に彼女（？）の乙女心や人間性に打たれる物があり、彼女（？）の生き様を見せつけられたような気がした。これもジョン・キャメロン・ミッチェルが演じるヘドウィグが真に迫っているからだろう。 | ★★★★★ |
| アメリ | アメリ自身に魅力を感じる事ができれば（私はできないが）楽しく見れるだろう。映像センスは抜群、編集も上手い。小ネタ満載で、一見意味の無い伏線が様々な角度から同一のテーマへ向かって帰結する脚本は巧みだ。ただ難を言えばそのバラバラで無意味に思える伏線が同時に物語自体の足枷となって、中盤までのドラマ性を無くしてしまっているような気もする。まあ一つ一つのエピソードを楽しめればそれで良いのかもしれないが。 | ★★★★★ |
| バニラ・スカイ | 音楽の雰囲気も手伝ってか映画そのものが一風変わった印象を与える。俳優は可も無く不可も無く及第点。オチがあれで良かったのかという疑問は残るが、観終わった後に謎の答えを考えたくなる映画ではある。果たして最後の声は誰だったのか・・・。元の映画はまだ観ていないので是非観てみたい。 | ★★★★★ |
| トレーニング デイ | ロスの現実を教えてやるよと言わんばかりのアロンソの台詞に観客は見事にミスリーディングさせられる。本編の鍵を握る掴み所のないアロンソという刑事の一挙手一投足に翻弄され、やがて真の現実に直面することになる。善人なのか？悪人なのか？我々には判断がつかない。実際の現実がそうであるように、リアルであればある程、本性を見抜くことは難しいからだ。観客を嘲笑うかのようなD・ワシントンの演技が冴える。 | ★★★★★ |
| 冷静と情熱のあいだ | 明るい映像と心地よい音楽と小気味良いテンポの映画。ストーリーもそれ程無茶はしていなく好感は持てるが、逆にそれがドラマの仇になっている。お互い相手を思い続けていて会おうと思えばいつでも会える二人が何故10年もすれ違い続けなければならないのか。それはお互いの心情に枷があるからなのに、肝心のその部分が描き切れていないと思う。他をカットしてでもそこに時間を割くべきだ。関係無いけど竹野内の英語は流暢だった。 | ★★★★★ |
| ムーラン・ルージュ | この映画の場合、単純でお約束的なストーリーはオマケ要素でしか無いので、音楽シーン以外が若干ダレる。だがその点を目まぐるしく変化するカット割と派手なセット、誰でも知っていて安心感と親しみを与える選曲などでカバーしている。数々のラブソングが二人の愛をこれでもかと盛り上げる。主演の二人も華があり、ミュージカルとしては良く出来た方だと思います。 | ★★★★★ |
| スコア | 金庫を破るまでの周到な段取りが楽しめる作品。70年代のハリウッドの名作を思わせるような作り。それゆえに映像や音楽など何処と無く懐かしさを感じる。俳優は演技派を揃えているし、シナリオの骨格もしっかりしているので、最後まで安心して観れる。今風の派手な演出は無いものの、映画は中身重視という人はお薦めします。 | ★★★★★ |
| パールハーバー | タイタニックの二番煎じという気がしないでもないが、3時間長尺を飽きさせないで見せるだけの力量はある。戦争に友情とラブストーリーを絡めたマサラムービーは内容盛り沢山の反面、どれも掘下げ方が中途半端ではある。ただまあ娯楽映画としては申し分無いレベル。米軍艦隊が一方的にボコボコにされている戦闘シーンはさすがの迫力だ。日本人感情を刺激する内容ではあるが、それさえ気にしなければ、そこそこ楽しめるだろう。 | ★★★★★ |
| ハンニバル | 羊たちの沈黙とは別物と考えて良い。続編としても悪くない出来だが羊たちがあまりにも偉大過ぎたのだろう。万人受けする映画でも無いし低評価になるのは仕方が無いと思う。最初はジュリアン・ムーアに抵抗があったが演技は悪くなかった。でも個人的にはやはりジョディ・フォスターで観たかった・・・。ゲイリー・オールドマンがあんな役なのもちょっと残念。知性と狂気、紙一重の愛の形を見せてくれたのは良い。痺れる。 | ★★★★★ |
| VERSUS ヴァーサス | 日本のアクションを世界に認めさせた低予算映画。B級故のダサさはあるものの、才能を感じさせる映像ではある。俳優の何人かの演技力は臭いの一言。主人公とヒロインも魅力的とは言い難い。ラストシーンのオチは面白かった。B級アクション映画が好きな人にはお薦めの一本。 | ★★★★★ |
| トラフィック | 絡まなさそうでちょっとだけ絡む三つのストーリーや、物語別に色合いを変える映像など、ドキュメンタリーギリギリの抑制されたソダーバーグの演出が光る。またワンテンポ遅らす微妙な間の取り方など衝撃の前の「静」が絶妙だ。デル・トロの普通すぎる演技も逆にリアルでインパクトを与えている。随所に出てくるユーモアセンスも渋い。ただ地味なことは確かなので万人ウケする映画では無いでしょうね。 | ★★★★★ |
| JSA | かなり良い出来ですね。映像も良くテンポもある。ストーリーもサスペンスタッチで引き込まれる。俳優も良かったと思います。難点はラストの展開というか閉め方ですね。ちょっと在り来たりだったので、もう少し捻って欲しいところ。 | ★★★★★ |
| 誘拐犯 | 面白いと言えば面白いけど、それは多分デル・トロが出てたからだけで、ストーリーは大したことなかった・・。監督の脚本に過大に期待した感は自分でもあるが、それにしてもちょっとねぇ……。風呂敷広げすぎ？ただ最後の銃撃戦は手に汗握りました。 | ★★★★★ |
| キャスト・アウェイ | 良く出来た映画だと思います。丁寧な撮り方だし、リアリティを追及している点がいい。ココナッツ割ったり、火をつけるのに普通あれだけ映さないからね。後、ウィルソンとのエピソードを観ると人間一人では生きていけないんだなと思います。ただ全体的に物足りない感じはあるかな。前半がちょっと長いですね。ロシアのシーンとかは不要だと思う。でも映画らしい良い映画だと思います。 | ★★★★★ |
| アヴァロン | 圧倒的な映像力と音楽。魅入ってしまいましたね。ただ、ヴァーチャルゲームとかRPGを題材にするのはどうかなと思う……。それが非常に残念。押井守には是非世界に通用するようなストーリーで実写映画を撮ってもらいたいです。難解だと言われるストーリーで1回観たときは訳が分かりませんでしたが、クライマックスを巻き戻してもう一度注意して観ると理解出来ますね。 | ★★★★★ |
| シャフト | つまらなさそうだったけどなかなか楽しめました。悪役が結構ムカつくので、シャフトがズバッと解決、スカッと爽快。やっぱサミュエル・Ｌ・ジャクソンの存在感は大きい。 | ★★★★★ |
| ペイ・フォワード 可能の王国 | アイディアは非常に面白いと思う。非現実的な発想を現実的なストーリーに昇華させようとする試みは評価出来るが、逆にアイディアが死んでしまったと思う。傷を抱えた先生をドラマの中枢に置く必要があったか甚だ疑問です。変にヒューマンなテーマにしようとしているのが失敗だったような。それよりもこの発想によって奇跡的に繋がっていく人間たちのドラマが観たかった。 | ★★★★★ |
| アナザヘヴン | 小説を読んだら、比較の為観たくなった作品。飯田譲治の映像センスやテンポなどは申し分ないと思う。特に配役が良かった。みんな魅力的でした。特に柏原崇と松雪泰子がいい感じだった。ストーリー的にはかなり圧縮された感があったので、そこが難かな。 | ★★★★★ |
| クリムゾン・リバー | ラストが納得行く出来だったら、7点でも良かった。それくらい中盤までの完成度は非常に高いと思います。適度という言葉がこの映画を観て抱いた印象。適度な格闘シーン、適度なカーチェイス、適度な恐怖、主人公二人の適度な対立関係、適度なユーモア、適度な会話ですね。これが絶妙でした。ハリウッドのしつこさが無いのがいいです。そのため最後が非常に残念。 | ★★★★★ |
| オーロラの彼方へ | 途中まではなかなかいい感じですね。話も面白いし、ジム・カヴィーゼルの存在感がはまってました。ただ後半というかクライマックスが安っぽい。お決まりサスペンスの手口ですね。ここが非常に惜しいし、残念です。 | ★★★★★ |
| PARTY7 | なかなか笑える映画。原田芳雄が最高に楽しい。浅野忠信もはまり役だと思いました。あの二人だけで5点あげたい。ただ、それ以外はくどさがあってコントで終わっている感がある。堀部圭亮と岡田義徳はあまりギャグ映画には向いてないかも。後、出だしのアニメーションも不要ですね。最近こういうの多いので。 | ★★★★★ |
| グリーン・デスティニー | アクションシーンはさすがと言うべきか。ただただ圧巻。ハリウッド映画みたいに変にスローで見せたりしないところに余裕を感じます。俳優陣も良いと思います。でもストーリーは面白くない、というかまとまりがないような・・。余談ですが、もうそろそろ、どこにワイアー使っているのか分からないような映画を作って欲しいです。 | ★★★★★ |
| ダンサー・イン・ザ・ダーク | この映画は賛否が激しいですね。話は好きですが、ハンディカメラを多用しすぎていると思う。頭痛いです･･。空想と現実を分けすぎでミュージカルになるとちょっとシラけました。歌だけの方が良かった。セルマの行動はあまりにも愚かで悲しすぎますが、母子共通の「何故、産んだのか」という永遠の命題に対する監督なりの１つの回答、もしくは問題提起だと思います。極端な話ではありますが。 | ★★★★★ |
| ホワット・ライズ・ビニース | これはマジで怖いです。久しぶりに鳥肌が立ちました。俺としてはリング、ブレアより断然怖い。音響で怖がらせている部分も多々ありますが、それでも観ている側を主人公と同化させてしまうミシェル・ファイファーの演技力は凄い。最後のバスタブの演出、途中で主人公を変える事による視点の切り替え等、相変わらず、ロバート・ゼメキスの演出も感心しますね。 | ★★★★★ |
| 60セカンズ | なかなか痛快。登場人物が皆、一癖も二癖もある者ばかり。49台目を盗み出すまではかなり楽しめるが、ニコラス・ケイジの独壇場になってからがなぁ・・。カーチェイスも無い方がいい。アンジェリーナ・ジョリーはかなりキュートでした。 | ★★★★★ |
| パーフェクト ストーム | カジキ漁船を描いているところが面白かったです。大変興味深々で観てました。始めは単なるパニックムービーかと思って期待してませんでしたが、地味ながら割と良かったですね。実話はあまり変なことしないので安心して観れます。 | ★★★★★ |
| M：I-2 | 思っていたよりは面白かったです。出だしから中盤まではいい感じで、さすがジョン・ウーという演出ですが、後半からそれが仇になっていると思う。ぬるいラブロマンスもやめて欲しい。クライマックスも長く、しつこい（海辺のシーンなど）。1も2もトム・クルーズの独壇場になってからがつまらない。チームプレイでストイックにスマートにという方が良かった。個人的に一番凄かったのはフリー・クライミングですね。 | ★★★★★ |
| インビジブル | 珍しくCGを楽しめた作品。凄い迫力でした。透明人間をここまで描けるようになったんだなと思うと、感慨深い。血の上を歩いているのに、足の裏に血が付かなかったという点が気になったが・・・。まあストーリーはありきたりです。アクション映画で終わっているのは残念。 | ★★★★★ |
| X-MEN | X-MENの原作も読んでませんし、こういう映画はあまり好きではないんですが、意外と面白かったです。ストーリー展開はどうってことないんですが、キャラクターがかっこいいですね。アクションもマトリックスより魅力的。登場人物が弱くて危うさを持ってるのがいい。簡単に死にそうで、やっぱり人間なのねってとこが共感というか感情移入出来る。2も観てみたいですね。 | ★★★★★ |
| ミッション・トゥ・マーズ | 楽しく観れました（かなりの部分、目を瞑りましたが・・）。何か忘れてた冒険心をくすぐられた感じです。船内遊泳のシーンや、船を移るシーンなどが観ていて面白い。無限の宇宙空間を感じさせてくれます。 | ★★★★★ |
| グラディエーター | 是非とも大スクリーンで観たい作品。音響と映像は素晴らしい。細部に渡るディテールにもこだわりを感じる。ラッセル・クロウの演技も男臭さが滲み出ていて良かったと思います。ただその分ストーリーが非常に弱く、圧倒的な映像と比べると拍子抜けする程の単純な展開しか無いように思う。作品賞の栄冠に輝いた事が良くも悪くもこの映画を有名にしてしまった。 | ★★★★★ |
| 地雷を踏んだらサヨウナラ | なかなか面白かった。日本映画っぽさは少しあるけど、題材も面白いし、浅野忠信も好演していて、清々しい作品。一ノ瀬泰造という人物のドキュメントだと思わせるような作りが成功していると思う。 | ★★★★★ |
| ユリョン | それほど奇抜な何かはないけど、結構いい出来映えだと思います。緊迫感もあり、映像も凝っていて正攻法で作っている感じがします。まあハリウッドっぽいっていう部分もあって、その分印象に残りづらいけど、でもクライマックスは良かった。最近クライマックスがいい映画って少ないですね。 | ★★★★★ |
| ヒマラヤ杉に降る雪 | まさに深々と降り積もる静かな雪のような映画。それほどの強いインパクトは無く、ゆっくりと引きこまれていく、こういう雰囲気は割と好きですね。苦悩するイーサン・ホークの演技が良く合っていた。全体的に他の配役や演出も好感が持てて、汚点の無い作品。 | ★★★★★ |
| ナビィの恋 | なかなか味のある映画ですね。恵達とナビィのキャラがたっていました。島の人が平気で性的な話をするのは意外だったなぁ。ただ、編集があまりよくなかった。 | ★★★★★ |
| ナインスゲート | ポランスキーと相性が良いのか割と楽しめた。静かで澄んだ空気という印象がある。得体の知れない恐怖と神聖な雰囲気を上手く醸し出している。ストーリーそのものは小粒だが、映像で引き込む演出力を感じる。ラストにハリウッド的な派手さが無いのも良かった。使い魔の女性の演技が渋い。 | ★★★★★ |
| ノッティングヒルの恋人 | これは掘り出し物だった。見るからにつまらなそうだったので……。下手すれば駄作まっしぐらの設定ですが、脚本が上手いのか、かなり現実的、かつ堅実に押さえている。アメリカ映画なのに英国テイストが非常に成功していると思います。キャスティングも良かった。上出来の恋愛映画。 | ★★★★★ |
| ワールド・イズ・ノット・イナフ | まあ、それなりに楽しめたと思います。相変わらずの爆破、破壊しまくりの心地よさ。美女二人はそれなりにいい味出していたと思います。デニース・リチャーズは今まで観た映画の中で一番魅力的でした。でもたまには、男だらけの007や禁欲するボンドなども観てみたい・・。 | ★★★★★ |
| 完全なる飼育 | まあ、面白い事は面白いですが、人物描写が浅いのが気になります。心情の変化とか徹底して描いて欲しかった。途中からコメディっぽくなってつまらなくなったのが残念。 | ★★★★★ |