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Arufuさん
Update:2021/12/8
得票数:4
プロフィール:
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
最近古い映画にはまってるのでK&Mさんのレビューは助かります。
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題名レビュー星の数
スリラーが断片的で連続的な緊張感がない人工的に感じてならない筋書き通りのストーリーだが、ただの合成じゃなく動物を扱ったスリラーとわざわざ困難に困難が積み重なるようなことに挑み当時不可能であったことを可能にした技術は評価したい。ただしキングコングやゴジラみたいに今見てもデキが信じがたい特撮もあるし、ヒッチ自身もサイコなど今でも通用する一流サスペンスを残しているだけに相対的に評価は落とさざるを得ない★★★★
北北西に進路を取れヒッチコックの真髄はスリラー要素にあるが、この作品はアクションに振れすぎかなあ。当時の水準では他に類を見ないどうやって撮ったのかもわからないアクションシークエンスは意欲満点さすが大物監督という感じで楽しめるがいかんせんストーリーの散漫さと冗長さ、そしてスリルの欠如が作品の完成度を落としている。まあ先駆者の難しさかね。★★★★
めぐり逢い母親に関する所の話や最後の終わり方なんかは中々だが絶賛するほどでもない。観客の同情を買おうというのかどうにも展開が強引すぎて逆に引いてしまう。タイタニックで号泣できるような素直な人にはお勧めできますが。というか俺が見たのが間違いだった。女性向けの映画★★★★
欲望という名の電車マーロン・ブランド、映画を食う演技とは正にこのことで、彼の出演作はほとんど彼の色に染まってしまうため評価やコメントに戸惑うことが多い。本作はヴィヴィアン・リー、カール・マルデン、キム・ハンターらも揃って名演を見せ、演劇学校の授業のような雰囲気で物語というより演技の観察に集中してしまった。★★★★
羅生門芥川龍之介原作なので当然だが、非常に観念的で古典文学的な作品。観念的には意味深い作品で見終わった後に考えさせられる部分はあるが、それは文学的な価値であって、撮影技術の先進性、芸術性はともかく映画として娯楽性がどうかと言われると、「この映画はわけがわからん」と言った当時の大映社長永田雅一の気持ちもわからないでもない。大雨の演出も当時の音声技術か、経年劣化のせいなのかセリフが聞き取りづらくマイナス★★★★
カサブランカ臭すぎるセリフの数々といい署長との友情といいラストシーンといい古い時代のアメリカの「粋」を集めたような作品で、冷静に「つまり不倫だよなあ」とか「それって殺人じゃん」とか思ってしまうと駄目。 これはもう、、時代ですな★★★★
市民ケーンなるほど、彼は最後まで薔薇の蕾の頃を追い求めて死んでいったということか。この映画の評価についてはそこに納得して終わり。パンフォーカスなど何のことやら全くわからない。映像的には更に古いバルカン超特急などのほうが斬新であった。他にもこれより古い映画でももっと斬新な所謂「古さを感じさせない映画」は多数ある。この時点でマスメディア、政治の本質を啓発してしまっていることが今異常に過大評価される原因だろうか★★★★
戦艦ポチョムキンロシア革命を正当化するアカのプロバガンダ映画。時代的にしょうがない面もあるが誇張のしすぎや自己矛盾などが多数ありプロバガンダ色が強すぎる。有名な「オデッサの階段」(ここはフィクション)で特にそれは見られ、殺されるシーンは女性ばかりだったりと偏った内容は逆に信憑性を歪めるのではないか。映画の出来自体は当時の映画の水準があまりわからないので高得点はつけれないが退屈はしなかった。★★★★
花とアリス女子高生2人組のたわいも無い日常を装飾無く描いていく方向性自体は非常に面白く、冒頭の電車のシーンなどは期待感を持って楽しく見ることができたのだが、そこから「たわいもない」日常のはずがあまりにも浮世離れしたストーリー展開に。目指すところはアメリ?「え?えっ?ええーーーー!?」「いいの?それでいいの!?」とただただ引きつり笑いで唖然とさせられた。ある意味存在価値のある作品だが個人的には笑えない★★★
デイ・アフター・トゥモローパニック映画というのは安定した面白さがあるものだがこれはB級じゃないの?映像ばっかり立派で、これが大作ってんだからハリウッドも廃れたね。地球温暖化に警鐘を促したいんだろうがあまりにも非現実的で科学的整合性も無い、どうしようもない子供達のヒューマンドラマ。これなら実際にB級扱いされているエンドオブザワールドのほうがよっぽどいいですな。ディープインパクトやアポロ13とは比べるべくも無いです★★★
タイムマシンH.G.ウェルズの有名小説が原作の映画。以前の作品とは違い導入部はオリジナルドラマから始まる。しかし問題点は前作と同じで、ストーリーがブツ切れというか現実的な話から非現実の話に飛ばされる点で興味がそこで途切れてしまう。原作に忠実なモーロックではなく人間ドラマの流れのままのオリジナル話でよかったかもしれない。後半は猿の惑星のパクリだと思ってる人がいるがこの原作が書かれたのは1800年代。逆ですから★★★
ヒューマンネイチュアヒッピー文化を押し込めてきた反動が極論となって噴出してしまったのだろうか。★★★
ブリジットジョーンズの日記大した意味も無いストーリーの連続だと思ったらエッセイ的な小説の映画化ですか。やけに薄いストーリーなのでコメディ部分に期待するしかないのだがどうにも下品に乗り切れてない。舞台が英国だからか?共感できなきゃ「なんだったんだコレは」という程度で終わる映画。これならとことん下品なバカコメディのほうが。ただレニーは凄いね。似た演技でもサンドラ・ブロックの演技は作られた汚さを感じるがレニーの演技は自然すぎる★★★
ハンニバル前作の事実上の主役、ハンニバル・レクター博士を掘り下げた映画、と思っていたが話の焦点はクラリスとの関係にあり、ホプキンス・レクター博士への興味だけでこの映画を見た自分には食傷気味だった。クラリスが前作と同じくジョディ・フォスターだったらまた違ったんだろうが。ホラー部分の出来の悪さは前作以上だし特に見所は無かった★★★
ダイナソーハリウッドの定番家族と仲間の愛の物語。アニメである必要性もなく存在価値があるとすれば恐竜時代を描いていることだが時代考証、生態系も適当で種族関係なく仲良く歩いてちゃもはや恐竜である必要性すら無くシマウマやライオンでやってろ。日本では20年前ドラえもんのび太の恐竜という極めて優れたSF太古アドベンチャーアニメがあった。そりゃ天下のディズニーがこんなもん作ってるうちは日本のアニメには追いつけないだろう★★★
ボーン・コレクター猟奇的事件が連続して起こるホラーサスペンス。どこまで規制があるのか知らないがこのシナリオならもっとグロテスクな所まで映像で攻めるべき。そうでもない限り高得点はない★★★
太陽の帝国戦争を借りただけの中身の無い人間ドラマ。面白みが無い。子供の使い方の上手さはさすがスピルバーグであるが。シンドラーのリストのために戦時中の人々の描き方を練習したんじゃないだろうな… ★★★
タクシードライバー社会に対し根拠の無い故に解消もできない怒りを覚えた若者が犯罪に走り民衆もそれを支持してしまういわゆるアメリカンニューシネマ。実際にこの映画に触発された精神病患者がレーガン暗殺未遂事件を起こすのだが…今となっては映画というより思想自体が古臭く自分にははっきり言って理解しようがない。社会も病んでいるのかもしれないが、それが犯罪を、それも殺人を犯す理由にはならない。病んでいるのは犯人である★★★
カッコーの巣の上で自分本位的な自由を求めて病院内をかき回し社会により排除されるまでを描いたいかにもな米ニューシネマモノで公開時は支持を得たが他のアメリカンニューシネマの例に漏れず今となっては何とも虚しいだけの話。むしろ当時以上にマジョリティーが絶対的となりこの映画と同じようにマイノリティーが排除され続ける今こそ価値のあるジャンルではあるだろうがこの映画はマイノリティー側も力に訴えすぎていて支持されようがないだろう★★★
フレンチ・コネクションメリハリの無さはアメリカンニューシネマの影響か。特に酷いのが音。街音、靴音などあまりにもリアリティが無く「作った音」を意識させBGMは極力流さず音で臨場感を表すという演出が逆効果に働きこれではBGMが無いと単にダレるだけ。犯人に力が見えないのも緊迫感が無い。なんだあの盗聴され、暗殺失敗、遭遇すればひたすら逃げる情けない連中は。マフィア映画じゃこんな奴らはシマに出現した瞬間消されるだろうよ。つまらん★★★
007 サンダーボール作戦シリーズ第4作。今回は水中格闘が全てのキモだがスピード感に欠ける上、みんな水中メガネをしてるので表情が読み取れず緊張感も伝わってこない。敵と味方も見分けにくくどうにもダラダラした印象。別に減点対象ではないが、ここ2作でボンドはただの情けない好色おっさんに成り下がってしまった。いや、それがウリなのか★★★
マトリックス レボリューションズ単に間延びした感じでストーリーに魅力が無い。これはSFマニアじゃないとついていけないのでは。★★
マトリックス リローデッド単に間延びした感じでストーリーに魅力が無い。これはSFマニアじゃないとついていけないのでは。★★
CUBE2FFはムービーが入って安っぽくなった。マリオは3Dになってつまらなくなった。そんな映画。★★
ボウリング・フォー・コロンバインマイケル・ムーアの作品にしては毒がない。突撃取材も中途半端でテーマがシリアスとはいえ笑える皮肉なんかも1回も無かった。銃被害者が驚異的に少ない日本人にとってはそもそも実感が無いだけに、特別優れたドキュメンタリーとは思わないだろう。この作品の一つのテーマとして簡単に権力の思想支配にかかってしまう人間というテーマがあるが、この程度の映画に殊更に迎合してしまう人間こそ最大の被害者候補である★★
アリモハメド・アリを書いた伝記映画。あまりにも史実に忠実にしようとしすぎたのか、何の山場もなく平坦な流れで3時間過ぎる退屈な映画。少し脚色してでも見せ場を作ったほうが楽しめるんだろうが・・・★★
誘う女実話じゃなきゃ、ニコール・キッドマンじゃなきゃ…という内容。ブラックユーモアのクライムサスペンスですが、ほんとにただの悪女の話で面白みも何も無い。ニコール以外の配役に疑問。子供達には憎悪すら覚えた。主人公の語りというようなスタイルも話をややこしくするだけ。それなら、これは事実に基づく話であるということをもっと前面に打ち出すべき★★
12モンキーズブルース・ウィリスは相変わらず暑苦しいし、カッコーの巣の上で諸氏には到底及ばないブラッド・ピットの演技は嫌味すぎる。世界観もあまり好きではなく入り込むところまでいかなかったためストーリーもよくわからずというか全く覚えていない。★★
西部戦線異状なしクドクドと反戦のセリフを連ねてゆくだけの映画で面白みが全くない。この古さでは戦闘などに見せ場がないことは仕方ないがストーリーで魅せることは出来なかったのだろうか。ただの反戦プロパガンダだからと言ってしまえばそれまでだが「我等の生涯の最良の年」の様に実際は反戦を前面に押し出さなくてもストーリーで魅せさえすれば余程反戦映画の傑作として機能することも多々あるので何とかしようと思えば何とかなったはずだ★★
華氏911出してくる資料を本物であると証明する根拠(例えば全体画像で撮る)も意思もなく信憑性が薄い上に、映画の中に自己矛盾が多発していたり、後に捏造であったことが証明されたシーンがあったりと、低俗なプロパガンダ映画であると言わざるを得ない。単なるギャグ映画として見てもThe Awful Truthのような面白さはなく、何の価値もない映画。
呪怨 劇場版連鎖こそキモなのにわざわざそれをぶつ切りにし盛り上がりを遮断する無意味でセンスの無い時系列のシャッフルには興ざめ。クリーチャーのつくり方も使い方もド下手クソで鳥居みゆきと色白で根暗のクソガキのコントにしか見えん。本来0点だが奥菜恵、伊東美咲、上原美佐、市川由衣と個人的に好きな美人女優を揃えたことに免じて1点。どうせ俺のツボの女優を揃えるなら怨霊役は木村多江にしてくれたらもう1点プラスしたのに
7月4日に生まれて愛国心と使命感に燃えて志願兵となった若者が戦闘で半身不随となり、心が折られ逆恨みを政府へ向けていく映画。プラトーンのように、見た人間に考えさせるような映画なら感心するが、このように極端に偏っていてしかも筋の通っていない映画には賛同しない。ラストに民主党大会。ドン引きしてしまった。プラトーンに見た良さなど微塵も残していない低俗なプロパガンダ映画。
戦国自衛隊そもそもタイムスリップがなんらかのこじ付けすらなくストーリーが立っていない。戦国武将のイメージも一般とはかけ離れていて時代考証もおかしくバック・トゥ・ザ・フューチャーのように客の「興味」に応えるシーンが皆無である。ストーリーも一本調子のドンパチ合戦で一体何がやりたいんだか…これだけ面白いプロットでよくもまあこんな駄作が出来上がること。
2001年宇宙の旅とにかく冗長。纏めようとすれば1時間の作品にできたのでは。映像を「理解」したあとも延々と同じ画面を見ることを強いられる。真っ黒の画面を二時間見させられるのと大して変わりませんよこれは。じゃあ当時としては技術が凄いのかつってもそんなことはない。そりゃ某宇宙人形劇とかと比べたら数段優れてますが、猿の惑星と同じ年の映画でしょこれ。確かに映像は綺麗で芸術性は認められる。ただ「哲学」の部分が回りくどすぎる

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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