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Arufuさん
Update:2021/12/8
得票数:4
プロフィール:
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
最近古い映画にはまってるのでK&Mさんのレビューは助かります。
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題名レビュー星の数
マトリックス後のアクション映画に多大なる影響を与えた名作アクション。この映画で使われた手法はのちの映画にことごとく利用されている。★★★★★★
リング子供時代、男女が集まると怪奇話をしたように、くだらないが楽しい。幼少期、得体の知れないものは何でも恐れていた頃を呼び覚まされるかのように何故か鳥肌がたつ。JPOP、ポケモン、FF、たまごっち…90年代後半全盛を迎えていた日本のポップカルチャー、その中の一本。本当にこういう世界的に見ても独自性が合って、興味が無い人ですら知ってるような、皆で共有できるようなものが無くなったなあ・・・★★★★★★
ディープ・インパクトベタさを嫌う人も多いが宇宙あり、人間ドラマあり、都市崩壊ありのハリウッドの大作らしい大作。パニック映画の中では良くできたほうで後に作られたデイアフタートゥモローとかより映像にスピード感や迫真力があります。史実系や皮肉系が好きなこともありあまり激しい映画は見ないのですが久々に映画はエンターテイメントだと感じさせてくれた作品★★★★★★
交渉人優秀なネゴシエーターである主人公が汚職事件に巻き込まれて被告らにハメられ、無実を証明するために人質を取ってビルに立てこもり、ネゴシエーターと対決するという映画。ネゴシエーターはどのように交渉していくのかというマニュアルを垣間見ながら緊迫感のある展開のアクションは楽しめる★★★★★★
メリーに首ったけ客は主人公に感情移入しがちだがこの映画は客観的な立場に立ち返った時に見えてくる構図が面白い。主人公はチョビヒゲ探偵にストーカーと描写されているが一見探偵が自分の行為を正当化するため主人公を貶めようとしていると受け取れがちだが実際彼の行動上主人公がストーカーという表現は何も間違ってはいない。この映画のメリーの取り巻きで善人と言えるのは実は最後に主人公の前に立ちはだかる「悪役」真の恋人だけなのだ★★★★★★
アルマゲドン脚本はここまでやるかというくらい王道をいくフラグ立ちまくりのプロットで、意外性など微塵もないが、ある意味ハリウッド映画の最高到達点と言える完成度。つまり伝統の「英雄」「家族」「国家」といったベタベタなプロットをSFだと認めることもできる感動ストーリーでまとめ上げ、更に泣きのバラード主題歌までパーフェクトだ。名作とはお世辞にも言えないが面白いんじゃないの。誰と観にいったって不愉快にはならないのがいいw★★★★★★
エアフォース・ワン馬鹿映画。馬鹿だがとことん馬鹿でありながらアメリカの政治体制と米露対立の中にしっかり完結させるのは逆に凄いと思う。いや、あの対立自体これほどだったとでも言わんかのような風刺も効いた良質アクションムービー。リバティ24のコールサインがエアフォース・ワンに変更されたシーンの奥の深さ。素晴らしい★★★★★★
CUBEアクションではなく基本的に数学の世界で話が進むので単調になりがちな所だが、閉鎖空間で極限状態に置かれた人間心理の巧な描写で飽きさせなかった。答えを出さないラストも可。無理に出したら逆に安っぽくなる。この手の映画は背景を細かく描写するとゲーム感覚で犯罪を描写する安い作品になりがちで、バトルロワイヤルのような論争を生み出しもする。バイオレンスをゲームの世界に終わらせている点にこの作品の優秀な所がある★★★★★★
恋愛小説家恋愛映画の基本は全て外した変わった映画だ。でも映画のような恋愛をする人のほうがこの喧嘩ばかりしている2人より本当に幸せだろうか。彼は「僕だけが君は世界で最高の女性だと知っている」と言ったが、いいんだ。彼女や彼のことを好き(感情移入)になんてならなくても。彼が彼女のことを好きで、彼女は彼のことを好きなんだから。As Good as It Gets(自分にとって何が最高なのか)考えることができるホンモノの恋愛映画である★★★★★★
ファーゴ猟奇的なシーンも他シーンと同列に描くのはコーエン兄弟の特徴でこの「装飾性のなさ」の使い方こそコーエン兄弟の映画が最も優れている点だ。シュールで非現実的なストーリーを装飾無く淡々と描くことで逆に日常性を与えられリアリティを帯びてくる。そして馬鹿げたストーリーがリアリティによって猟奇的犯罪も「人間の行動」としてブラックユーモアに昇華されてしまう。脚本の素晴らしさ、役者の演技の素晴らしさも加えて傑作★★★★★★
アウトブレイク典型的SFパニックだが攻めてくるのは宇宙人ではなくウィルスで主人公もウィリスじゃなくてホフマン。少しの変更でここまで変わるもんである。ウィルスの脅威に関してはしっかりと考証してあるようでSFとしての陳腐さも感じない。むしろその脅威がアクションシークエンスの大味さを優れたエンターテイメントに昇華している。後年のコンテイジョンも静的でいいスリラーだったが、動のこっちもいいね★★★★★★
トイ・ストーリーシリーズとして見た場合はCGアニメ黎明期らしい模索感が感じられるただの粗いアドベンチャーと言った所だが、(実在も含む)おもちゃが動き出すという斬新な設定とこの映像でなければ出せない質感、とにかく当時は衝撃的な新感覚映画だった。唐沢&所ジョージの吹替えで十分楽しめるのはアニメの良いところ。ダイヤモンドユカイの主題歌もGOOD!★★★★★★
アポロ13脚色を最小限に抑え再現に拘った、宇宙を舞台にしながらSFというジャンルには含まれない稀有のノンフィクションモノの傑作。実際の映像や音声と映画の映像やセリフを重ねても相違が無い部分が多く再現VTRの様相を呈している。それにも関わらずここまで娯楽映画としての完成度が高いというのは宇宙という神秘さと早大さに満ちた舞台の表れで、その宇宙に果敢にも挑み続けるNASAの関係者には敬意を示したい★★★★★★
告発ケビン・ベーコンが相変わらず芝居がかっており刑務所モノとしては他の同種作品ほどではない。しかし何より弁護士の斬新な弁護の展開とその根底にある理念と信念は見もので、実話がベースということも相まって法廷モノの傑作の1つの優れた作品にまで昇華している。内容は重いが非常に考えさせられ、なおかつ見た後には心が洗われたようにスカっとする作品。★★★★★★
レオン冷酷非情(なはずの)殺し屋が近所の女の子との本来あり得ない交流を経て人間性を獲得する過程のギャップを楽しませる映画。どうせ単なるドンパチ合戦の映画ならこういう付加ストーリーはあったほうがいいね。個人的にはレオンが見せた愛情は父性の物にしか見えなかったため拒絶反応は無かった。どんなに駄作になろうが、これは成長した木の下で成長して一流の殺し屋になったナタリー・ポートマンが佇むシーンから始まる続編希望★★★★★★
カリートの道スカーフェイスのコンビ。正直今更この手の映画を再び撮ってもメッセージ性は薄い。スカーフェイスやグッドフェローズを見てこの手の作品をもっと見たいと思った人のための映画だろう。のし上がりを描いたこれまでと違い足を洗おうとしている主人公だが、結局途中から裏切りなどこれまでと同じパターンで同じ末路を辿ることになるため内容は似通ってくる。さすがデパルマというスリルだが今更感のある内容のためその2作よりは低い★★★★★★
シンドラーのリスト多くのユダヤ人を救ったという欧州版杉原千畝、オスカー・シンドラーの実話に基づく映画。「光の魔術師」スピルバーグがあえて全編モノクロに臨んでいるわけだが、「光」を手の内に入れてしまっているスピルバーグだからこその芸当であろう。モノクロだからこそ伝わってくる時代感が浮き出ていた。シンドラーは絶対主義者ですね。別に彼はユダヤ人が救うことが目的ではなかったと思いますが結果的に救ってしまったということか★★★★★★
クール・ランニングスポーツコメディの最高峰。各人性格がバラバラでそれぞれ役割があり、漫画原作的で史実というよりは脚色が強いのだが、ジャマイカの社会や各人の人生をしっかり書いてる所が良い。カルチャーショックネタの数々が笑えた。ジャマイカンなノリでテンポよく進み、コメディあり、ヒューマンドラマあり、社会風刺ありと飽きさせない。大人から子供まで楽しめる傑作★★★★★★
12人の優しい日本人名作『十二人の怒れる男』のパロディ。見事にジャパナイズされている。脚本は古畑の三谷だけありB級推理小説並だった本家よりも複雑。しかし様々な「思想」を書ききった本家のような本格社会派映画ではなくあくまでも個人の性格差レベルに留まっている所が本家より劣る。いや、確固たる思想を持たず他人に流される日本人を描いたのか。もともと本家は謎解きは二の次なだけに事件の謎解きを中心近くに置いて逆に深さは無くなった★★★★★★
ゴッドファーザー PART III第一作をマイケルの代で書き直したような映画。ストーリー的にパターン化、マンネリ化してしまってるので過小評価ぎみですが前二作と比べたらやや劣るもののやはり名作です。いい感じで老け込んだアル・パチーノはマーロン・ブランドの域の演技を目指したんでしょうがさすがに及びませんでしたね。一時代を築いた人間が死にそして後継に受け継がれていくそして再び一時代を築いた人間が死に...深い映画ですな★★★★★★
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2今回書くのは未来ということで、前作の楽しみの一つノスタルジーが失われたこともあってかシリーズの中では評価は最も低い。もちろん未来と現在を対比する楽しみというのもあるだろうが、やはり未来というのは想像に過ぎない。ストーリー自体もパラレルワールドを作り出してしまい、現実味が薄れているからか今ひとつ。前作を別の視点から描くというこの映画だからこそできた手法は興味深いが★★★★★★
ミッドナイト・ランかの名作スティングを思わせるさわやかなロードムービー。コメディロードムービーというのは最近流行のジャンルだが下品だったりギャグが幼稚だったりするものだが、この作品は全くそんなことはない。50,60年代のコメディ映画を思わせるセンスの良さ。デニーロが自身最もお気に入りの作品というだけあり非常にイキイキと味を出している。こういう2度続けて見ても面白い映画というのが最近無いなあ…★★★★★★
ダイ・ハード悪党にただ一人立ち向かうスーパーマン。アクションこそ派手になったが西部劇ヒロイズムの真骨頂。監督は本当は凡人である弱さも描きたかったというがたまに愚痴るだけでどう見ても不死身ターミネーター。死に逝く人間達への感傷を避けるためかFBI警察含めとにかく明らかな悪役に描かれる人物が多すぎて作品の程度をやや下げてしまっている印象だがそれにしてもアクションは凄い。ド迫力なんて恥ずかしい言葉が正に当てはまる★★★★★★
フルメタル・ジャケット前半7点後半5点平均6点!?ホラーとアイロニーとコメディが詰まった映画史上に残る前半部の見る価値がこの作品の存在価値そのもの。この前半部がプラトーンについてたらゴッドファーザー等と並ぶ映画史上最高傑作の1つが誕生してたな。★★★★★★
ポリスアカデミー典型的ベタベタアメリカンコメディですが自分には笑いのツボが合ってシリーズを全部見てしまった。主人公が一番地味なくらい脇役勢のキャラが立っていていずれも感情移入できます。特にガンマニアタックルベリーと、マイケル・ウィンスローの人間効果音が好きでしたね僕は。この手の映画は合うか合わないかですからね。合う人には良質のコメディと思いますよ★★★★★★
お葬式娯楽映画ではないし脚本的にもこれと言って見所は無いんだがシニカル。お葬式が題材と言うよりも日本の伝統的儀礼儀式が主題。「ストーリー」を無視してねじ込まれた数々の儀礼のシニカルさはあえて暗い儀式を下敷きにしたせいもあってコミカル。世間体定式儀礼に異常に拘る日本人の世相をリアリスト的観点から皮肉った社会派映画。儀礼に拘るあまり簡単なことですら難しく考えてしまうわけだが「そりゃそうだ」の度に目が覚める★★★★★★
風の谷のナウシカコミック版はさらに混沌としたハードボイルド作品だが映画化にあたって簡潔にカオス部分を削ぎ落としメッセージ性よりもファンタジー性を全面に押し出している。クシャナの扱いなどコミックのほうが魅力的な部分も多いが、映画としては明らかに正解で、圧倒的なオリジナリティの世界観をもって20年以上経った今なお終末映画の無二の傑作として君臨している。★★★★★★
ある日どこかでここまでストレートで清々しい映画純愛ラブロマンスは今時珍しい。これほど盲目的に異性を愛せたら素晴らしいと思いますよ。★★★★★★
ルパン三世 カリオストロの城アニメの質は文句のつけようも無いし話の内容も面白い。ルパンをほとんど見たことが無いので違和感も感じない。ドライな所もありながらも相手への敬意と強固な信頼で繋がれた仲間(敵としての銭形も含め)の描写とその世界観が魅力的。下手なスパイ映画など超越している。本来のルパンはこれよりさらにドライな空気らしいので、他のも見てみたい。★★★★★★
ジョーズサイコを見た直後ということもあるが、サイコと音楽の演出技法や映像の使い方など類似点が見られる。単なるパニック映画ではなく「海の殺し屋」が主役の殺人スリラー映画的感覚が観客を惹きつけるのだろう。そして主役が、あくまで人間である殺人鬼ではなく能力の底や詳しい生態を我々が知らないサメであるということがスリルを倍増させている。最近のパニック映画のように次々と人を殺すのではなくタイミングの巧さで恐怖を煽る★★★★★★
ゴッドファーザー PART II前作の続きのマイケルのドン就任以後のストーリーとマイケルの父ビト・コルレオーネの物語をクロスさせながら描いた大作。大枠のストーリーが無くマフィアの実体を深々と描いていく映画だが例えば父の復讐なら復讐、マイケルの危機ならマイケルの危機、裁判なら裁判と大枠として分けて描いてくれたほうが興味や緊張感は保て純粋にストーリーを楽しめたかもしれない。名作だがマーロン・ブランドの不在はあまりにも大きい★★★★★★
仁義なき戦い仁義無きだけありゴッドファーザーのようなファミリーとは無縁の個人同士の縄張り争いを延々と描く。権力の所在を描く力が薄弱でそこで話をわかりにくくしていると思うが。ヤクザ組織というよりタランティーノのように組織をあえて薄く、個人に焦点を当て、このテの映画は映像的には面白くても評価的には大ハズレすることがあるが、さすがに実話が基だという説得力があるためドキュメンタリータッチで楽しめる★★★★★★
招かれざる客父親は娘が黒人と結婚することより、リベラルだと信じてきた自分も結局ステロタイプ化された見方が潜在していて、このような状況に意図せずとも拒否感を感じることにこそショックを受けているように思える。単に人種差別ではなく、現在も過去も普遍的に社会に存在するそれこそ作品の真テーマではないかと感じた。黒人であるメイドが誰よりも結婚に拒絶していることが彼女が育つ過程で取り巻かれてきた環境を表すようで象徴的★★★★★★
マイ・フェア・レディ話が進んで欲しい所で止まってしまうミュージカルはあまり好きではないのだが、これはストーリーは後の映画などでよくある話であるだけにむしろミュージカルなのが新鮮だった。曲も名曲揃いで許容範囲に収まり結局ミュージカルだったことで評価がアップした。ただ2,3曲、不要そうなのがあったので無ければメリハリもある完成度の高い映画だっただろうと思う。ちなみに個人的には下層階級の言葉を吐くオードリーのほうが好きだ★★★★★★
007 ロシアより愛をこめて単なる冒険活劇だった第1作と作風が変わり今回はヒッチコックの影響を強く受けたと思われるスリラー。列車の中での今の映画でもないほどの迫力があるリアルな格闘が凄い。そしてどのように作用するのかと客の興味を引き付けていたスパイグッズでの一発逆転。ボンド映画独特の楽しさの一つがここで確立した。それだけに留まらずカーチェイス、ボートチェイスと盛りだくさん。アクション映画の経典です★★★★★★
用心棒世界を自戒に陥れた観念的傑作羅生門、ヒューマニズムの最高峰といわれる生きるから七人の侍、日本刑事サスペンスの金字塔天国と地獄までオールジャンルに傑作を世に出した黒澤明。対してこの作品は決して名作とか呼ばれる部類ではないただの娯楽時代活劇だが、斬新な視点とスリルのがある中にもコメディタッチでユーモアを交えて描かれたエンターテイメント作品。センスが問われる作品でこそ真価を発揮する黒澤の真骨頂★★★★★★
裏窓映画として特異な制限をかけそもそも覗きを行う主人公自体にも不信感を感じさせることで推理が確信に近づいても観客には共に犯人を追うのではなく疑心を持ったまま一歩引いた位置から見せるという演出が効いている。犯人が来た時点も確信ではなく犯人が殺意を見せた瞬間観客はようやく確信に達し急激なスリルに襲われる。このような「見せ方」が全ての作品であるからこそヒッチコックの味が詰まっておりヒッチコックの「代表」作★★★★★★
ラスト サムライ日本マニアの外人がサムライを書いたらこんな感じになるんでしょうなあ。他の「日本風」映画よりはよっぽどマシだが、日本人から見たらまだ違和感があるね。時代考証もそうだけど、そんなのはたいした問題じゃなく、「精神」の点でまだ勘違いはあるでしょう。日本ロケじゃなく、日本にはありえない広大な山間の村とかね。監督にとって次の課題は「狭さ」にも魅力を感じる心じゃないかな。とりあえず茶道からでも始めてみては。★★★★★
K-19ソ連原潜K-19で実際に起こった事故を映画化した映画。米がソ連の話を描いたにしてはそれほど政治的なものは無い。普通に楽しめるパニック映画★★★★★
ロード・トゥ・パーディション話の大筋自体は良いのだがそれを肉付けする細かなセリフ回しの水準が低い。中学生が大人の真似をして書いたというレベルの脚本。I'm glad it's youなんて誰でも想像するようイカニモな臭いセリフで名シーンを台無しにしたり、He was my fatherなんて子供向けの絵本に使われるような使い古された逃げの表現をラストに…ニューシネマパラダイスじゃないんだからもっと作風考えようよ。ターゲットを絞りきれず色々盛り込みすぎた★★★★★
猟奇的な彼女韓国映画らしくありきたりながらも美しいストーリーラインで後味のいいラブストーリー。思ったよりドタバタしてなくて、もっとはじけたストーリーでもよかったと思いますが。自分も昔、酒乱で「お前、殺す」が口癖の女性と付き合ったことがあり余計感情移入できましたね(笑)★★★★★
愛しのローズマリー話の内容自体は面白いのだが、こちらがファレリー兄弟に期待してるのはやはりメリーやダマーのような大笑いできる作品なので少し期待はずれな感じだった。外見より中身と言いますが、別に外見と中身に優劣は無いと思いますがね。なぜそこに「差別」が存在するのでしょうか。外見も中身も同じレベルで大事ですよ。結局これも心の綺麗な女性は「美人」に見えるわけですしね。ところでボランティア、平和云々は心の綺麗な人ですか?★★★★★
オーシャンズ11The Job。無名俳優だけで作られた映画なら絶賛されてただろう。よくもまあ集めたという豪華キャスト、肩透かしだったというのも納得はできる。確かに迫力ゼロ、緊張感ゼロ、絶体絶命ゼロ、危機感ゼロと内容は薄い。だが十分面白かったので高得点はつける。この肩透かし感はスティングに通じる物がある。「カジノ」を見た直後なので登場人物がチャラチャラしすぎている感は否めないがたまにはドンパチの無いクライム映画も良い★★★★★
アメリいかにもフランスというか、下ネタも含むブラックユーモアに溢れたラブコメディロマンス映画。女性視点であることが特徴的で、2000年代初頭にヒットを飛ばしたのはBL、腐女子など女性視点の妄想や下ネタ(?)が社会に認知されつつあった当時の時代の流れに乗ったと言えるだろう。いや、むしろその流れの中でも大きな役割を果たした作品というべきか。当然女性向けの映画だが、女性に幻想を抱きがちな少年(!?)達にもお勧めである★★★★★
ジュラシック・パーク III迫力とか自体は1や2ともそんなに変わってないのだが、恐竜パークの説明からストーリーが始まった皮肉SF的なストーリーの1が最高峰としてその後2作はどうもドタバタパニックでしかない印象。前々作、前作でほとんど目立たず不満だったプテラノドンをしっかり描いてくれたのは良かったのだがストーリーはやけに短いし、陳腐なアメリカン家族愛なストーリーは少し寒かった。標準以上の映画だと思うが不満に感じるのは少しマンネリか★★★★★
15ミニッツ及第点のミステリー。デニーロのタイプキャストですな。とりたてて絶賛する部分も無いものの、ちょっと社会風刺も混じらせた脚本、予想外なラストとしっかりミステリーしており安定しています。普通に楽しめるのではないかと★★★★★
オー・ブラザー!カントリー版「トップガン」。ありがちな大恐慌時代のクライムロードムービーだが、センスのあるサウンドトラックで飽きさせない。「これは名作!」という類ではないが、たとえストーリーは忘れても映像や音楽は印象に残る作品である。★★★★★
TAXi2突然長官が宙を舞い、おいおい、うちらの大臣に何してくれてんだよと思ったが、石破の顔が思い浮かんでツボにはまってしまった。これを見た外国人が日本を馬鹿で愉快な文化を持つ国だと思い込むならむしろ微笑ましい。もはやカーアクションではなくポリスアカデミーだがまあ前作よりは笑えた。惜しむらくはフランス語映画と思い吹替えにしたのだが、よりによってこの内容なので字幕で見たほうがよかった。★★★★★
ミート・ザ・ペアレンツ身から出た錆というやつだがいくらなんでも気の毒。コメディとしては弱いがデニーロを中心に見所は多数ありしっかり見られる佳作。嘘はいかんね嘘は★★★★★
タイタンズを忘れないいやあいいなぁというスポ根青春モノ。しかも人種差別問題を扱った実話に基づいたストーリー。よくぞここまでまとまったなあ。アメリカのカレッジフットボールの「アツさ」に触れられる一本。アメリカも日本も変わらない。高校球児の夢が好きな日本人ならしっかり浸れます。★★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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