題名 | レビュー | 星の数 |
es [エス] | ニルヴァーナに出会った頃を思い出す。衝撃的だった。無駄な設定や演出も多いけれどあれがなきゃ見ているほうも息抜きしにくいのでいいんじゃない。これをもっとリアルにしていったらお客さん限定されると思うし。あとから編集したのかもね。 | ★★★★★★★ |
ブロウ | 最高に悲惨な映画。彼の麻薬を通して人生上り詰めたこと、そして落ちていく姿。父親や娘との楽しくて切ない物語。まだ生まれてもない時代の現実のお話。 | ★★★★★★★ |
トラフィック | この映画は予習が必要かもしれない。無の状態からのスタートだと登場人物がやたらと多いので名前が混乱してしまう。それでも最後まで突っ切って見れてしまうのが上手い。そして膨大な量のシナリオをわかりやすくコンパクトにまとめた監督、脚本家の質に脱帽。物語も現在の世界を真面目に語りつつ独自性を持っていて飽きがこなかった。 | ★★★★★★★ |
スナッチ | 娯楽作品として存分に楽しめた映画だった。ちゃんと見てれば一人一人の個性も分かるしラストまで無駄もなく感じた。前作と共通してこの監督とは馬が合う。一番うれしいのはほかの監督にありがちな男女の恋愛がまったくないこと。時間の無駄だしね。この作品は犬がちょっとした女の子役になってるけど。 | ★★★★★★★ |
蝶の舌 | ほろ苦い感動をよぶ。ラストのシーンがいまだに頭から離れない映画。言葉の裏を読み取ったとき今までのエピソードがぐるぐるまわって忘れられない感動を呼び起こした。 | ★★★★★★★ |
サイダーハウス・ルール | この監督は行間を読ませるのがうまい。社会に置いてのルール、自分にとってのルール、相手に対してのルール。人を幸せにするためのルールなんかないわけで人生の中で学んでく。時にそれが違反であっても。突き詰めていくと矛盾してくるのだが。とにかくルールに縛られすぎなことはよくないのかな。あとは自分自身の道徳や理念に従うのみ。そのためにも人間として最低のルールだけは親が責任を持って教えなければいけないね。 | ★★★★★★★ |
ファイトクラブ | 前半は自分に向けられた暴力。痛みを知ることこれこそが今の世の中欠けている。相手を殴っている顔には爽快感がなく逆に痛みを知ることに快感を感じている。後半部分は対比して相手に向けた暴力。ここで主人公はそれを止めようとした。ということは問題になった暴力賛歌の映画ではまったくない。 | ★★★★★★★ |
シン・レッド・ライン | 最初の景色を撮った映像は感無量。そしてあの懐かしい歌声。戦争と自然。主観的に、一人のキャラクターに感情移入させないようにしあえて感情移入を避ける事で戦争のおろかさ、人間の弱さ、あるいは強さを表現していた。 | ★★★★★★★ |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・・ | これだから映画は面白い。新しい才能の発見。多分最初の作品だから制作費は少ないと思う。その中でここまでの作品に仕上げた手腕は見事。シナリオはお金かからないからお金なくても脚本がよければ楽しい映画撮れるってこと。お金かけても一本調子で退屈なハリウッドに旋風を捲き起こすこと確実。 | ★★★★★★★ |
アメリカン・ヒストリーX | 怒りからは何もうまれないということ。憎しみ合うよりは好きになるよう努力しろと自分の尊敬する人からのお言葉。映画は残酷な結末になってしまうがこれを見た人は決して忘れることはないだろう。このように悪い部分をきちんと表現できるなんてアメリカは懐が深い。演技どうこうよりもストーリーにリアル感を感じた。何か自分を変えたいと思っている人おすすめ。 | ★★★★★★★ |
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア | いいよね。この映画。なんか見終わった後すごい気持ちよかったもん。たとえハリウッドのいいとこどりっていわれても俺は好きです。ギャグもかなり笑ったし台詞がすごくいい! | ★★★★★★★ |
ゲーム | かなりブラック。ショーン・ペンの詐欺師のような胡散臭さがかなりよかった。最後、強烈に観客をあぜんとさせるのはブレア・ウィッチを思い出させた。これで終わるなのっていういわば観客もこの映画の中に入り込まされたのかもしれない。 | ★★★★★★★ |
フェイク | 主役の二人が格別。事実発の名作。とにかく演技が素晴らしいこと。アル・パチーノの悲哀がにじみ出てくるラストが秀逸。 | ★★★★★★★ |
トレインスポッティング | さわやかな青春映画。続きをみてみたくなるようなキャラクターの濃さ。悲しい場面もたくさんあるけれど自分の青春時代も楽しいこと、悲しいことたくさんあった。片方ばかりが大切なのではなくて両方あって未来の自分がいるんだなあ。 | ★★★★★★★ |
スモーク | やっぱり最後の映像にすべてやられました。センスがいい。ゆるい映画もいけるなと思った。 | ★★★★★★★ |
ブレイブハート | 今の自分たちは過去の偉人によって生きている。逆に今の社会の問題点や悪い面も今までの人によって作られてきた。あくまでも若い内から今だけを見ず何年か先をみすえていきたいなと思った。すんごい泣いた。ありがとう。 | ★★★★★★★ |
パルプ・フィクション | 最高。演出もキャラクターも見事。個性がかぶることなく生かしている。個人的に神父が好き。 | ★★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | これは何年経っても永遠に記憶に残る名作なのではないか。しっかりと筋ができてるし矛盾点がほとんどない。そして、作品後の二人を想像するだけでも柔らかな気持ちになる。 | ★★★★★★★ |
ギルバート・グレイプ | 大好き。匂いが漂ってくるような映像美、カメラのすばらしさにただただ拍手。それ以上に俳優陣が最高の演技を披露。ましてや素人のお母さんまでもが。日ごろ忙しくゆとりがほしい方にお勧めの一本です。 | ★★★★★★★ |
プラトーン | 人間の両面性を体現していた。時にはバーンズのような、またあるときはエリアスのような。主人公はこのベトナム戦争を体験して人間とは、そして自分の使命を確認したに違いない。 | ★★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | 何回も見たくなる映画。一回見ただけではそのセンスと内容をすべて理解はできないだろう。独特の癖があってはまった。生まれる前の作品だとは到底思えない。自分が生きているうちに次代の凄腕監督は果たしてうまれるのだろうか・ | ★★★★★★★ |
ドニー・ダーコ | 残像が残る映画。主人公かなり演技うまい。要チェック。サスペンスなのかなってずっと思っていたけど青春ドラマに近い感じだった。みんなとなじめないというか感覚が違っている自分。そんな自分を回りは異端児扱いしているが自分自身では正常だと思っている。どっちが正しいのかはわからない。映像もダークで混沌としている。演出も。解釈の仕方で気持ちよくも気持ち悪くもなる映画。 | ★★★★★★ |
トレーニング デイ | 若者たちに人気の音楽を通していかに正義と悪どちらが正しいのかを問う映画だったと思う。脚本はとてもよくできていてたったの一日の話なのにうまくまとまっていて感心した。 | ★★★★★★ |
遠い空の向こうに | 本当にいい映画に出会えた。ひたむきに夢を求める男たちの物語を最後まで楽しめた。夢がかなうまでは多くの挫折も味わうし辛いこともいっぱいある。でも応援してくれる仲間も自分が一生懸命やればやるだけ増えてくる。夢は一人だけで叶うのではないということを切々と描いていた。 | ★★★★★★ |
アメリカン・ビューティー | 世の中みんな秘密は持っているはず。他人に知られたら恥ずかしいことだったり、他人に見せている自分が偽りの姿だったり。外面と内面のギャップが大きい人物がほとんどで夢、家族、お金、快楽、名誉のどれかを追っかけてる。そしてその両面をカメラを通して観察していく。そしてこれが冒頭の主人公の視点。見ごたえがある映画。 | ★★★★★★ |
バッファロー'66 | 不器用な男で変に几帳面。そんな主人公を好きになるか嫌いになるかでこの作品自体も評価が分かれるんでしょうね。自分の場合、普段ラブストーリーは全く見ないけれどこれは最後まで苦痛もなく見切れた。 | ★★★★★★ |
ラン・ローラ・ラン | おそらく低予算で作られた作品。それを考慮すれば相当面白い作品だと思う。スピード感、ポップ感は最高。ありがちなハリウッド映画と比べたら自分はこっちの方が見ていて楽しい。 | ★★★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | 子供と大人両方楽しめる作品。コメディ部分はドリフに通じるところがあった。戦争が悪だということは世間も認知している。それを笑いというテーマで見事にやってのけた才能に敬服です。 | ★★★★★★ |
TAXi | かなりウケた。キャラクターのくだらなさ最高。なんも道徳的なことはないけれどただ現実逃避。爽快感とギャグのミスマッチを楽しんだ。 | ★★★★★★ |
バスケットボール・ダイアリーズ | リアル感がひしひしと伝わってくる。麻薬の恐ろしさをきっちりと表現できている。若いうちに見て軽はずみな行為をおこさないようにしてほしい。若者って繊細で何かの拍子に変われるんだよ。若者のことが分からない人にお勧めします。 | ★★★★★★ |
イル・ポスティーノ | 田舎町ってあまり自分にはなじみがない。ずっと東京で育ってきたしだからこそある意味理想郷のように思えた。変わり映えのない生活、温かみのある町、人本当にうらやましかったな。 | ★★★★★★ |
告発 | この映画はなんとなく借りてきたら大成功でした。テーマは重いし実話だからそれだけに痛々しい。昔の時代に生きていた人の厳しい現実がそこにはあったんだね。これをみて何かを感じることは必至。感動というのではなく名作という感じ。 | ★★★★★★ |
フォレスト・ガンプ 一期一会 | 主役がトム・ハンクスだからできた映画。それくらいの重荷の映画だと思う。その中にゲイニ-・シニーズの演技が光った。 | ★★★★★★ |
トリプルX | 最近アクション映画にパワーがなかったけれどこの映画はもう爽快って感じ。つじつまとかあまり気にしないでぱーっと見ちゃったほうが気持ちいい。せっかくだから童心に返って楽しんで!! | ★★★★★ |
バイオハザード | ストーリーは別として映像、演出共に良かった。ひとつ問題をあげるなら主人公がパーフェクトすぎて物足りなかったところくらいかな。 | ★★★★★ |
スコア | 変にハリウッド大作のような作品にしていなく昔風の娯楽作品になっていた。手に汗握る最後の場面。結末は分かっててもそれでいいような、どんでん返しがいらない正統派の映画でした。ただひとつの不満は奥さんの存在。男だけの犯罪話にした方がまとまりがいいような気がした。 | ★★★★★ |
ハムナプトラ2 黄金のピラミッド | 前作よりはるかに面白い。キャラクターもしっかり個性が表れているからわかりやすいし。最後がCGって所は少しびっくりしたけどねー。クライマックスが盛りだくさんで飽きませんでした。 | ★★★★★ |
オー・ブラザー! | すごいブラックな笑いとシュールな会話中心で自分はぴったしはまった。ひとつひとつのエピソードが物語にきちんとはまっていて脚本がよかった。ただ音楽が邪魔になった部分もあったのは事実。 | ★★★★★ |
TAXi2 | 3人しかいない映画館で見た。こんなにも人気がないのかと残念だったがしっかり楽しめた。日本のイメージのギャップがなかなか埋まらないことを見ていて思った。 | ★★★★★ |
誘拐犯 | 単純に面白いとおもう。キャラクターが一人一人たっていないといえばそうもみれるけれどストーリーは追ってけばわかるしそこまでの低評価ではないとおもう。やっぱりジョーが主役なのではないか?老いぼれを見たら生き残りだとおもえの台詞にしびれた。。 | ★★★★★ |
13デイズ | もっと退屈かと思ったけれど意外と引き込まれた。トップに立つというのは見た目よりはるかに厳しい。休みもないし責任もある。もうちょっと僕らも政治に責任をもたなくては。人間が引き起こした問題は人間が解決できるんだ。 | ★★★★★ |
バトル・ロワイアル | 人数が多すぎた。本なら一人一人を追っていけるが映画になるとどうしても時間制限によって一人にかける時間が短くなってしまう。少年少女におけるバックボーンをもっと演出しないとただの自己中映画になってしまう。この映画では人を愚直なまでに信じようとした主人公たち。しかし、2の予告編を見る限りまるっきり思想が逆転しているところに矛盾を感じた。 | ★★★★★ |
17歳のカルテ | 単純に面白かったとはいえない。社会的だし問題提起を促す要素が多々ある。世の中の矛盾や社交性としての嘘であったり様々な人間の暗部をこれでもかというくらい見せ付けられた。 | ★★★★★ |
マスク・オブ・ゾロ | 娯楽映画の役割を存分に果たせている。フィクションの世界を充分に楽しんだしすかっとできた。家族そろって楽しい時間を過ごしたいあなた見てください。 | ★★★★★ |
サイモン・バーチ | 脚本にやや難があるけれど子供の日常と友情に昔のことを思い出した。サイモンの生意気キャラも気に入ったし愛情がいっぱいこの映画にはつまっている。障害者を普通の人格としてみなしステレオタイプにあまりならなかったのがよかった。ラッキー。 | ★★★★★ |
ビッグ・リボウスキ | さすが映像はすばらしい。音楽もすばらしい。台詞回しもおもしろい。だけどそれ以上の何かがこの映画には感じることができなかった。本格的に笑いたい人には不向きな映画。ちょっとナンセンスなジョークが好きな人におすすめ。 | ★★★★★ |
プライベート・ライアン | 戦場でこっけいに見える弱気な兵士。彼を普通の人間だと見るとわれわれも戦場では何もできないんだなと思う。この映画は内容もまとまっているしいいのだがあらすじのライアンを救出するという任務がありえない。もっといい導入部分を考えられなかったのだろうか。 | ★★★★★ |
ジャッカル | リチャード・ギアの魅力が存分に発揮されていたように見えた。普段アクション映画にあんまりでないから新鮮だし。 | ★★★★★ |
陰謀のセオリー | ジュリア・ロバーツ、今までで1番かわいかった。いつも思うのだが別にラブストーリーぶち込む必要はない。自分はメル・ギブソンと彼女の父親との隠された友情をもっと出すべきだったと思った。 | ★★★★★ |
CUBE | どことなく暗い雰囲気。はたまた寒い感じ。これってカナダっていう国の特長に似通っている。人物像はけっこうステレオタイプというようなありきたりの設定なところが唯一の欠点か。それ以外は本当に楽しめた。 | ★★★★★ |