トップページ メインページ はじめに

Rand\さん
Update:2004/11/9
得票数:1
プロフィール:
映画はほとんど見てないけど、これという作品については思うところあるんです。
Rand\さんに一票!
ID:
PASS:
1 > 前の50件次の50件
題名レビュー星の数
12人の優しい日本人オマージュやパロディーは元ネタを超えることはないと言う定説に対して敢然と立ち向かった作品ではないだろうか。この作品、元ネタを超えはしなかったが、見事に並んだと言うべきだろう。ギャグがたくさんちりばめられているが、実は痛烈な現代日本に対する(単に批判に終わらない)アンチテーゼをも内包しており非常に哲学的な作品としても価値がある。出演者13人がそれぞれ演技力のある役者だからこそ成り立つのだろう。★★★★★★★
ベン・ハー名作中の名作。家庭の小さいテレビで見てても、壮大なスケールを感じさせる作品はこれの他にはなかなか見あたらない。ただ、惜しむらくはキーパーソンとなるイエス=キリストのキャラクターが弱かったことであろう。周りのキャラクターがどれも安定したキャラ付けをしていただけに非常に惜しまれる。聖書に沿いすぎたのが原因か。★★★★★★★
十二人の怒れる男アメリカという国は非常にこういう分野に素晴らしい作品を生み出す土壌を持っているのだろう。日本にはないものではないだろうか。退屈な陪審員制度をここまでスリリングに表現する、その作りにはひたすら脱帽である。俳優の粒が揃ってないとできない作品であろう。★★★★★★★
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア原作やアメリカ人のイメージするヴァンパイアを知ってたらかなり楽しめる作品です。レスタトがミュージシャンだって事を知ってるだけでもかなり違うのでは? ただ、この映画は個人的に、コメディー、パロディーとしてしか見られないなあ。どうしてもクスクス笑いが漏れてしまう(笑)。アメリカの成人女性でも1リットル以上血を吸わないと命を奪えないって事考えると、ねえ(笑)。★★★★★★
シンドラーのリスト確かに少々あざとい作りかも知れない。しかし、巨額の金と膨大な時間を費やしただけのことはあると言えるだろう。モノクロ映画なのに、色彩と空気を感じさせる作りだった。それ故に赤い服の少女のシーンでも個人的にはあまり目立って見えなかった(苦笑)。秘書のシュテルンを好演したB=キングズレーの演技力は必見。ガンジーとは違ったキャラクターを見事に演じきっている。★★★★★★
チキ・チキ・バン・バン今から見たらすごくつまんない映画かも知れない。ギミックは古いし、ダイナミックなところもない。でもね、思いっ切り口を開けて笑えるコメディーだと思うし、同時にこういう作品はどこか懐かしい雰囲気が漂ってるんですよね。難しいこと考えずに楽な姿勢で見ましょう。でも、昔の映画はシーン構成がしっかりしてる、とこの作品でも思いますね。★★★★★★
チャップリンの独裁者芸人はかくあれかし。シリアスと落とし所のメリハリの利いている秀逸な作品。最後の演説で小綺麗にまとめているところがチャップリンらしさかも。まさに「命を懸けた」逸品でしょう★★★★★★
AKIRA色々な意味で実験作。徹頭徹尾それまでのお約束を外してくる意欲作であった。この作品は日本のアニメ史上大変重要な作品の一つである。アニメが陳腐化するかどうかと言う時期にターニングポイントとなった作品だからである。それにしても、音楽はどれも素晴らしい。前衛的でありながら非常にシーンに溶け込み、新たな意味を引き出す役割を果たしている。私は今でも「金田のテーマ」は仕事に煮詰まると聞いている。★★★★★
スタンド・バイ・ミー難しいこと考えなかったら楽しめる作品といえよう。構成にちょっと甘さがあったり、セリフ回しが野暮ったいところがあったりなど突っ込めば切りがないのに、この作品はここまで完成されている。つまり、カッチリとした作りではないが、作品としては非常によくまとまっている。嫌味なところもない。スタンダードな冒険物としては飽きない方だろう。★★★★★
うなぎ榎本明と市原悦子で持っている作品。この二人の怪演は必見。もう、職人芸。モチーフと、この二人以外は評価すべき点はないように思われる。本来ならば★★ぐらいの作品であろう。★★★★
ルパン三世 カリオストロの城評価が難しい作品。ルパンシリーズの中では駄作にはいるのに、宮崎作品としては最高の部類に入るんだから。結論としては★★★★を付けたのはそれ故。良くも悪くも他のアニメ映画とは一線を画しているが、実験作でも意欲作でもない点は評価できないであろう。ちなみに若き日の庵野監督がグラフィック制作に参加している。★★★★
冷静と情熱のあいだ原作が悪いんだから仕方がないところはある。更に二つの原作を中途半端にブレンドしているのだから良いはずがない。それでもまだ持ちこたえてるのは俳優人の涙ぐましい演技力による物だといえよう。エンヤの音楽も雰囲気に合わないところがあり、残念。★★
パールハーバーいやぁ。素晴らしい。ここまで来ると大出来ですな。これ以上の駄作を作ることは難しい。アルマゲドンの監督ならではの作りといえよう。しかも、堂々と日本に上映しに来る根性が素晴らしい。シーン構成や演出技法を見てもあり来たり。それにしても、ベイ監督ってだけで今後は見る気が失せそう。正直、日本人であることを除いたとしても、エンターテイメントとしてなってないように思う。独りよがりの極致。
ペイ・フォワード 可能の王国本編は最後まで見た物の、なんの感動も浮かばなかった。あえて言うなら、「あ、今終わったんだ。で?」という感じ。メイキングビデオもまあまあ。結局なんだったんだろう。こういう映画が存在するあたり、平和だなあ、と思ってしまう。
アルマゲドンAEROSMITHのS=タイラーは「I don't wannna clese my eyes」と歌ってたが、私は目を瞑りたかったです。コメディーだったとしても3流。映画館で見なくて正解。これにお金取られてたらもっと情けなかったろうな。
もののけ姫「ナウシカで描ききれなかったことをこの作品に込めた」等と言ってた割には情けない作品だった。ナウシカを補完するどころか冒涜しているように感じるのは私だけだろうか。子供だましのストーリーに薄っぺらい教科書的なメッセージ。中途半端な勧善懲悪に宮崎映画の限界を見た。それでも、唯一好きなシーンがある。石火矢に腹を貫通させられたアシタカがよろめかずにサンを負ぶって砦を出ていくシーンである。
タイタニックアカデミー賞って、レベル下がったね。これでベンハーと同数のオスカー獲得数なんだってね。

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
MISSING LINK