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haggyさん
Update:2021/12/18
得票数:5
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基本的に好きなのは「名画」と呼ばれるような時代を超えて心に残るような作品です。
haggyさんに一票!
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題名レビュー星の数
ノー・マンズ・ランド言葉にすると陳腐なようだが、よく練られておりユーモアとウィットに富んだ作品。戦争というものについては様々なメディアや表現によって論じられてきたわけだが、今作品の凄いところはその論議が3人の兵士によるある一場面として濃密に凝集されていることである。見終わった後にはとてつもない虚無感に襲われた。これはただの虚無感にとどまらず、ぬぐいようのない虚無感だ。★★★★★★★
猟奇的な彼女ラブコメのなかでは最高におすすめです。ラブコメなんでかたひじ張らずに鑑賞してもらえたら素直に笑えて、素直にぐっとくるものがあります。そしてラストの締めもうまいことなってるもんだと感心さえします。酔っ払うと説教しはじめる彼女、笑えます。山の上でキョヌに向かって叫ぶ彼女、泣けます。でも、やっぱり”猟奇的な”彼女の方がぼくは好きなんでお勧めです。★★★★★★★
トレーニング デイ二人の演技は素晴らしかった。素直にのめりこめたし、どちらにも共感できる。しかし悪の根絶に燃える若者の正義はいつまで続くのか。その情熱が大きいほど、そして対峙する悪が大きいほど「悪」という武器を手にしないわけにはいかなくなるのではないだろうか。ラストでアロンゾが悪によって滅ぼされるあたりも伏線のような気がした。散々だった転属初日というより、「悪」に麻痺した現実社会への初日なのかもしれない。★★★★★★★
ハリー・ポッターと賢者の石原作を読んでからかなりの時間があいていたせいか、物語の細部までは覚えておらず、映画を観ることで魔法世界のイメージが鮮明に思い出されてくる感覚を覚えました。この感覚こそ遠い日の子供心を懐かしむ大人のノスタルジアなのではないでしょうか。原作を忠実に再現することは難しいはずなのにとてもステキな世界を映像化してくれたと思います。主人公の3人の掛けあいもとても楽しそうでなんだかうらやましいです。★★★★★★★
千と千尋の神隠し全体に含蓄があり非常にクレバーな作品。観る人それぞれに違う問題を喚起させるだろうし、すべてに明確な回答を示してはいない。作品を通して成長する千尋の謙虚で友愛にあふれた姿に共感し、海原を行く電車の旅に心細さを覚え、銭婆の小屋での交流に自然に涙が出る。愛、思いやり、謙虚、そして自分。これらを持ち続けるには我々はあまりに広大な海に身を置いているかもしれない。★★★★★★★
キス・オブ・ザ・ドラゴンアクション映画は苦手だが、この映画に関してはほんと楽しかった。ジェットリーのうぶなキャラがとてもかわいらしく、その反面カンフーのクールなこと。そしてストーリーもシンプルでとてもわかりやすく、まさに絵に描いたようなヒーローを見事に演じきった。頼れるヒーローのユーモアある最後のセリフは心温まる感動を呼んだ。また忘れていけないのはブリジットフォンダが子を思う女性として素敵な演技を見せていた。★★★★★★★
アメリカン・ビューティー評価が割れるだろう作品だけど、個人的にはとても好き。とにかくブラックでシニカルなだけでもとても好き。そしてケビンスペイシーの演技も役どころも最高。赤いバラを大切に育てるアネットベニングもとてもシニカル。平凡によって覆われた非日常の存在の可能性を感じ取ることができたかも。★★★★★★★
リアリティ・バイツちょうど大学受験などでいろいろと多感だったころに見た1本です。スタンドのラジオから流れる音楽にノッテしまうところや、リレイナの車でのキスシーンなどをちょっと青臭く感じたりしたっけな。そんな全編を通して、皮肉という言葉をさらりと定義できるトロイの姿が頼もしくかっこよかった。ニヒルでいて人間くささも隠し持ってるとこがなんか共感できたかも。★★★★★★★
フォレスト・ガンプ 一期一会物語ではあるが物語ではないような映画。戦後アメリカを生きてきた人々の魂を綴ったストーリーだと思う。前よりも少し知識をもってこの映画を観なおしたら、劇場では味わえなかった「へぇ」がいたるところに発見できた。そして実直に生きていくフォレストに対してなんでもないシーンでも思わず涙が出てしまうのは、自分にないものや欲しいものを彼はもっていて、それでいて少しも奢ってないところにあるんだと思う。★★★★★★★
パルプ・フィクション今改めて見直すと最高に独創的でかっこいい映画。トラボルタのタバコの吸い方とかユマサーマンの髪型とか、それぞれのアピールも相当なもの。それでいて飛ばしすぎてないように感じるのはクールな音楽とウィットにとんだ会話が挿入されているからだろう。個人的にはブッチが試合後にタクシーに乗ってモーテルに向かうシーンがおもしろいと思った。★★★★★★★
12人の優しい日本人元ネタを先に見ていたのが良かった。題名が「優しい日本人」であることでピンときたのは中盤以降で、そこからは議論の行方にはらはらどきどき。どうやってそこに落ち着くのかと。登場人物みなに矛盾や曖昧さを持たせておいて、話の流れを複雑に操る脚本はまさに秀逸で天衣無縫な三谷さんの手腕には素直に脱帽です。★★★★★★★
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3完結編ということで非常にすっきりした終わり方だったと思う。とくに「未来は自分の手で作るものだ」というテーマを、愛と勇気とアドベンチャーをふんだんに用いて表現できていた。3作を合わせて評価するといろいろと矛盾は生じてくるが、2015年までは評価され続けているであろう名作でしょう。★★★★★★★
となりのトトロ主人公の姉妹が子供なので童心に帰って見ることができます。すると、お姉ちゃんと一緒に「わぁー」って叫んだり、どんぐりの芽を出す踊りを踊ったり、お母さんが帰って来れなくなって泣き出したりすねたりしたくなってしまいます。全編にわたってほんとにあたたかい作品だと思います。★★★★★★★
アパートの鍵貸しますいや〜とっても楽しいよ。とくに小道具の使い方がとてもうまかったと思う。ラケットとかシャンパンとかカードとか。そしてジャックレモンの演技はとてもテンポがよくて引きこまれます。いつの時代にもジコチューな上司がいたのかと思うと笑えるし、かわいいヒロインにも引きこまれた。それでもって最後のシーンはとっても最高。★★★★★★★
ローマの休日ヘップバーンかわいいよ。ほんと、これだけでも映画っていいものになるってわかった。でもそれだけでなくローマの街がとても自由を謳歌しているような描写にとても心惹かれた。実際に旅行したり、スクーターに乗ったり、ジェラート食べたりしたいって思った人僕以外にもたくさんいるはず。最後の場面の建物の広さといったら切ないね。★★★★★★★
素晴らしき哉、人生!見終わってとても幸せな気分になりました。自分という存在の大切さを再確認することの大切さがとてもよくわかる作品だと思います。ゆっくりと再確認もできないようなあわただしい現代社会を生きる私たちが見るべき一つの映画だと思います。僕はたまたま骨休めしている年末年始に手に取ったこともラッキーで、ラストの蛍の光はとても幸せな気持ちになりました。★★★★★★★
チェンジング・レーン見る前までの期待をいい意味で裏切った作品だった。主演二人の演技はもちろん良かった。そこに加えて全編を通して「ついてなかったなっ」という"egoism"が付きまとう。「人は生まれながらにして善なのか悪なのか」と自問せざるを得ない。そして、現代人の弱者に対する冷淡な態度をも発見できる。無理な車線変更という些細な"evil"からいろいろな悪が露出してくるという意味で非常に興味深い脚本だったと思う。★★★★★★
ピンポンテンポが良くて観やすい構成の映画だと思う。邦画だと洋画に比べてシーンの間とかが悪いように感じるんだけど、これに関してはすんなり入ってきた。それもこれも脚本がよく練られているのと俳優陣の演技力の高さによるのかもしれない。演技的にもキャラ的にもスマイルが一番好きかな。「どうして俺じゃなくておまえなんだよ!」っていうアクマのセリフも胸にずしりときた。★★★★★★
トータル・フィアーズ緊迫感があって非常によい出来だったと感じた。もちろん映画ですから米露だけの閉鎖的なストーリにしなければまとまるはずがなく、その点の意図は評価できる。両国トップの苦悩する演技も、最近テレビで報道されているそれよりもリアリティーがあってよい。9.11のせいか核爆発の惨状をあまり詳しく描写していなかったが、あえて挑戦していたらもっと素晴らしい作品だったと思う。★★★★★★
アザーズ最近の思わせぶりな宣伝とか派手な演出の作品に慣れてきてしまったせいか、どうも物足りなさを感じそうになるのだけれど、よく考えると登場人物は数人しかいないことにとても驚いた。この監督の「オープン〜」でも人気のない雰囲気作りには見るものがあったが、今回はニコールの妖艶な演技とで相乗効果だったと思う。ストーリーのおちは実は知っていたけど楽しめました。★★★★★★
友へ チングくさい話だけど素直に良かったです。少年時代の妙な結束や高校時代それぞれが別の方向へと進んでいくという現実。多くの人が子供のころにそんな感覚を味わってきたはずです。不良からヤクザとなっても優等生の親友と友として変わらない関係はとても素敵だと思います。最後に空港に向かおうとするドンスにもそれが残っていたことがうかがえてなんとも切ない感じがしました。★★★★★★
オーシャンズ11スピード感があってとてもわかりやすい金庫破り映画でした。特にひねりを加えたわけでもなくて良かったと思います。このほうがいろいろと凝ったストーリーにされるよりもストレートに入り込めます。カジノという場でのスターたちの演技はとてもクールで、カメラワークも良かったのではないでしょうか。あとジュリアの配役はもっと別の人でもよかったかな。★★★★★★
ROCK YOU! [ロック・ユー!]中世の貴族と平民との図式はまるで現在の学歴社会だとか偏差値への傾倒に通じるものが在るのかもしれない。その図式を打ち破るには強い意志と何物にも恐れず突き進むことが大事なんだと。そんな意気を感じるシンプルでかつ爽快なストーリーだった。へんに脚色されていないぶんわかりやすくて試合のシーンも気持ちがのめりこめた。クィーンの音楽もとてもいい感じです。★★★★★★
スパイ・ゲームこのストーリー構成はとても好き。回想シーンと現在の緊迫したリアルタイムとの混ぜ合わせ。そしてその中でもやっぱりレッドフォードの渋さはかっこいい。もちろんブラピもかっこいいとは思うが渋さは出せない。全体としてとても知的なストーリーであり、従来のスパイアクションとは一線を画しているのでとても楽しめた。ひとつわからなかったのは最初の刑務所の場面のガムについて。★★★★★★
チアーズ!男性諸君。心にやましい気持ちを抱かずに鑑賞しましょう。チアリーダーのその笑顔の裏にはとてつもない苦労が伴っているんですよね。このストーリーはとてもシンプルでわかりやすく、また、テンポも良かったのでとても見やすかったと思います。ダンスシーンなどはみんなあでやかでなおかつかっこいいです。やましい気持ちを抱かずに見ました。★★★★★★
メメント時間をさかのぼるストーリ展開は斬新かつはじめての体験。これまでに観てきたサスペンス映画とは違う次元での評価を求められるはずである。10分だけの記憶をたどりストーリーを理解するにはなんとも理解が追いつかなかった。しかし、もう一度見直すことによってさらにすばらしく緻密に構成された作品であることを実感できるのではないかと考えている。★★★★★★
山の郵便配達父と息子の絆の物語。ささやかだけれども二人にとっては広大な、そして意味の在る和解と理解。しかもただの父子のドラマでなく母親と心惹かれる女性をうまく配置させてとても無駄の無いドラマが出来上がっていると感じた。中国山間の大自然の中でこの透き通った人々の輪がとても自然であり僕にとって新鮮だった。飾りの無い人間関係が美しい自然とともに世代を超えていつまでも続くことを願いたい。★★★★★★
踊る大捜査線 THE MOVIEドラマやスペシャルから見てきているファンには随所に見所満載の作品となっている。大筋のストーリーもおもしろいが、このシリーズ作品の魅力は言うまでもなく組織社会に対する強烈な皮肉だろう。コミカルなユースケや人情派の長さん、凛とした水野美紀、ダメ所長とその取り巻きなど、脇からもかなりの魅力を感じる。今後も何作か続けてほしい。★★★★★★
アルマゲドン久々に観たがやはり泣いた。基本的には単純なドラマではあるが多分に非科学的な要素が多すぎるのだと思う。必死でこの映画をこき下ろしている人はそこが気に食わないんだろうね。でも、それを目をつぶってみると結構ステキなドラマだと思いません?命がけの仕事を成し遂げて再会できた恋人、最期の時にやっと分かり合えた父娘。それが宇宙空間を経て描かれているなんて。実の父の主題歌の中でリヴタイラーは美しかったです。★★★★★★
ムトゥ 踊るマハラジャいやぁ、これは楽しいね。こんなの笑えないよなんていってる人はかなりひねくれ者。素直におかしいじゃないですか。むだな効果音と意味のわからない仕草行動は笑えます。最近他にインド映画を見てからインド映画が気になったのだけど、似たようなノリで似たような笑わしかただった。映画館で観ていたら音楽もノリも最高だったかなと思ったけど、やはりちょっと長いかな。踊りすぎに注意。★★★★★★
逃亡者当時はもちろん、今見てもこの作品はサスペンスの醍醐味を存分に味わえます。「追われる」とか「逃げる」ってかなりどきどきするじゃないですか。それを味わいつつ謎解きまでしちゃうのだからつまらないはずがない。さらにはキンブルとジェラードのキレ者同士の追いかけっこは、他に類を見ない緊迫感とストーリー展開をもたらしている。あっという間に見終わった感じがした。★★★★★★
パーフェクト・ワールド誰の演技がどうこうというのでなく、自然にストーリーに引き込まれた。そして、二つの子供の魂が触れ合うロードムービーだったと思う。父親のいるアラスカを美しい場所と信じて疑わないブッチが最後のカットではすがすがしい表情をしていた。父親としての愛情に目覚めたからだろうか。個人的に好きなシーンはお尻にキスしていたのさとブッチがフィリップに説明するシーン。優しい。★★★★★★
テルマ&ルイーズ音楽に映像が最高。全編を通してどこか悲哀の漂う音楽が統一感をもっていて美しい。なにか鼻が詰まったような音色で、行き場の無い焦燥感が湧き上がる。それにさらに拍車をかけるのが悲しいほどに雄大な風景。奥行きのある美しさに溶けて消えてしまいそうになりながら、砂煙をあげて疾走する。オレンジがかった砂漠の映像の中で、明と暗が共存していた夜明けの場面はほんとに美しく、それでいて切ない。★★★★★★
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2素直に楽しかったです。たしかに1、2、3をすべて見てから評価しなければいけないと思うほどストーリーが複雑になっていきます。3つあわせての一大長編ドラマと考えるしかないです。★★★★★★
グッドモーニング・ベトナム戦争ものとしもヒューマンドラマとしてみてもとても興味深く観ることができた。ベトナム人との交流の描き方から考えると、アメリカ人の根底には自分たちは優秀な民族だという見下ろした視点を持っているようである。これはおそらく現代にも通じていることだし、そのことに気付いていないのは現代のアメリカ人もであろう。あと、テーマソングよかったです。「すばらしい世界」。★★★★★★
天空の城ラピュタ小さかった頃に見て以来だったのでストーリーはほとんど忘れてました。覚えていたのは、たどり着いたラピュタが退廃していて空恐ろしかったこと。幼心にも心に残った印象は今も変わらず、さらに切なくさせる何かを身につけてしまったようです。★★★★★★
バック・トゥ・ザ・フューチャー昔に見た記憶はあったが、見直して改めてわくわくしてしまった。ストーリーの引き込まれるようなテンポの良さと、若き日の両親に会うという展開がつぼにはまってます。単純明快なSFとして変な固定観念なしに楽しめたと思う。★★★★★★
ジョーズサメって怖いですよねぇ。その姿を目の前にしたらもちろん怖いんだろうけど、サメが出たぞぉ〜って言われただけでも怖いですよねぇ。海水浴場で大人も子供もみんなが逃げ惑うシーンなんてとてもよく演出されているなって感心しました。★★★★★★
明日に向って撃て!当時は明日という文字を邦題につけることが流行っていたそうですが、僕はこの邦題でいいんじゃないかと思いました。そして、時代の流れに流されずに生きていく男たちのかっこいいこと。世の中の物事がシステム化して組織化されていくことへの抵抗という印象も受けました。組織の中にも個人技が必要だということがW杯でも認識できたことだし、日本でも少しばかりの頑固さとわがままを容認できる寛大さが必要なのでは。★★★★★★
俺たちに明日はないボニーとクライドのその生き様は見ていてとても気持ちがいい。大恐慌の先行きの見えない時代に刹那的に生きていく二人。今の日本と照らし合わせて考えてもみてよ。それがどんなに勇気が必要でかつ楽しい生き方だったことか。自分は犯罪がしたいわけではないけど真似できる勇気が欲しい。結局は人生ってのはその道程がステキなんだと思った。有名なラストシーンもその生き方に花を添えるようでステキ。★★★★★★
一番初めにこの映画に出会ったのは深夜テレビで放映していたもの。何が怖いって、BGMが一切使われていないということ。これは最近気付いたことなのだが、言われてみれば家族の寝静まった静かな家で鳥の鳴き声が異常にブキミだったのを思い出した。★★★★★★
死刑台のエレベーターサスペンスドラマとしての構成は非常に良かったと思います。なんといっても、エレベーターに閉じ込められるところがみそ。それが死刑台だとはおもしろい。★★★★★★
見ていて思ったのは、当時の女性の立場の弱さ。今日では女性の社会的立場の向上がうたわれてひさしいものの、まだ男性社会の依存は残っている。この映画の中のジェルソミーナはまさに男性社会に支配されている弱い立場の女性を象徴しているのではないか。最後に耳にする彼女の歌をザンパノはどんな気持ちで受け止めたのだろうか。そしてその歌は今に至るまで歌い伝えられているのだろうか。★★★★★★
カサブランカ自分の両親がとても好きな映画だと聞いていたので、そのすばらしさを共有できた気分です。劇中のセリフや店の雰囲気などはとても洗練されていてステキでした。また、裏切られたことに卑屈になっていたリックが最後にクールに見せるという点では表裏うまく描写していると思いました。しかし、クールなことがかっこいいという図式を備えていない自分にとっては思わぬ結末だったともいえます。★★★★★★
或る夜の出来事古典的作品としてみて非常にすばらしい出来だと思います。ともかく主演二人の演技は彼らの世界を存分に堪能させてくれるものです。ヒッチハイクの場面なんて二人の表情がそれぞれにおもしろいこと。また、ひねくれ者ながら実直な性格だったピーターにはなんとも心地よさを感じます。★★★★★★
ボーン・アイデンティティー意外に評価は低めのようですが、よくまとまった作品で僕としては楽しめました。おそらくマットデイモンのアクションに違和感を覚えたせいでみな☆一つくらい減らしちゃっているのかもしれないですね。アクションがうまく撮れていたので彼の演技には満足しました。ただ、CIAの情報網のすごさにはちょっと恐怖すら感じるのですが実際のところどうなんでしょうか?★★★★★
モンスターズ・インクわかりやすいストーリにテンポのいい展開で非常におもしろかったと思います。とくに、サリーとマイクの掛け合いやブーのかわいらしさなどはCGでもこれほどにも表現できるのだなと実感した。しかし、やはり実写ではないということでリアルなこと自体が逆効果であったと思った。完全に人の手で築きあげられた感が否めなく、減点でした。★★★★★
シッピング・ニュース観ている最中はしみじみとしたストーリーに引き込まれ荒涼とした風景にいわれのない寂しさなどを感じます。登場人物たちのそれぞれが抱えた暗い過去。そんな過去と現実の間で生きていく微妙なバランスを嵐という自然の力が引き金となってそれぞれに引導を渡していく。人がみな感じるような不幸も悲しみも人が作り出すのだが自然の大きな力はそれをも凌駕する。そして幸にも不幸にも導くのではないのか。★★★★★
みんなのいえ脚本三谷幸喜はさすがと思った。ところどころに配置されているやり取りの妙や、タイミング、カメラワークは見ていて楽しいですよね。三谷さんが狙ったところを見つけることができたというような気分にさせられます。きっと僕が気付かなかったところにも三谷さんはいろいろと仕掛けてあったはず。田中直樹の役柄はコントにでてきそうな演技でとてもコミカルでうまかったと思いますね。あとは八木亜紀子のパジャマ姿はステキです。★★★★★
あの頃ペニー・レインとウィリアムを取り巻いているペニーとラッセルの存在はいわゆる青春映画には欠かせない存在。そこにスティルウォーターというバンドと母親とがプラスアルファで加わってとてもいいバランスで進行してた気がする。青春期の多感な男の子の気持ちがうまく描けていたと素直に思いました。見終わったあとにふとほろ苦い気持ちが残るのは僕だけではないのでは。★★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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