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どろみるくさん
Update:2008/3/8
dorock@fm.cool.ne.jp
http://milkbouya1.cool.ne.jp/
得票数:3
プロフィール:
映画館の価値が自分の中でどんどん低くなってる今日この頃。だって寝っ転がったりできないじゃん、タバコも吸えねぇし。夜中にヘッドフォン付けて観るのがとても良いです。ただヘッドフォンは高いの買おう、耳痛くなるから。
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題名レビュー星の数
千と千尋の神隠し人間界と異空間。かつての宮崎映画は常に、この2つが同時に存在している世界の話。それは同じでも今回描かれてるのは異空間のみ。だからか、ハヤオ好き放題やり放題、イマジネーション大爆発。数々のナゾを置き去りのまま、ストーリーも確かに未熟。要はあの世界まるごと受け入れられるかどうか。僕は受け入れた。良くわからんけど何故かとても心地よい音楽を聴いたあとのよう。★★★★★★★
スター・ウォーズ エピソード1 ファント ・・何もかもが別世界。ダダこねてるルーカスのアタマをパカッと割ってみたら、「たまごアイス」のように飛び出すヘンテコワールド。なんも知らんSW主要キャラたちを未来から帰って来て眺めるという、滅多に味わえない愉快さ。ドラクエ。を思い出すなぁ。超高性能ガキのエサ。★★★★★★★
ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・・どいつもこいつもロクデナシ。押し並べて馬鹿で甘っちょろい愛すべきチンピラ達が繰り広げる、荒んでいるがどうしようもなく魅力的な風景。このナンセンスギリギリの世界観にハマったら最後、ショットガンひとつ撃つだけで笑えてしまう。「かぁっこイイ〜」って奴は一人も存在しないのに、全体を覆うこのカッコ良さはなんだろう。なんでもかんでもハードボイルドすりゃいいってもんじゃないことがよく分かる作品。★★★★★★★
踊る大捜査線 THE MOVIE ★★★★★★★
プライベート・ライアン ★★★★★★★
コン・エアー野蛮にして知性的自覚的、うさぎちゃんに銃口つきつけ「動くな」とやってしまうお茶目さを合わせ持つ。やっぱ親玉はこうでないと。完ペキ主役を食っちゃってる、サイラス率いる囚人集団の脱獄映画。彼らを悪とみなしちゃ楽しめない。ザ・ロックとはうって変わって全編シリアスにならないように配慮が施されている為、軽く感じる人も多いと思うがそこが痛快。サッと観ろ。★★★★★★★
ショーシャンクの空にいかにも感動系なタイトルと長さで、正直食指が動かずにいたんだけど、大間違いだった。単なる感動モノでもなければ、長ったるいだけの映画でもない。むしろ「もう終わり?」って思う程グイグイ引きずり込まれる濃い完璧のストーリー。観終わった後の、とてつもなく、心地よく、やんわりとした感動。いい映画はいい曲は、長さなんて感じないものなんだよね、忘れてた。疑う余地もない大傑作。★★★★★★★
ダイ・ハード ★★★★★★★
天空の城ラピュタ切なさやもの悲しさ、これから何かが始まるという予感が集約されたタイトルシーンが今まで観たことない程印象的で、ここまでで既にこの世界に引き込まれてしまう。リピートする度に会話や風景など、サラッと流していた場面がどんどん魅力的に感じてきて、何度観てもいい気分にさせてくれる。とにかく一切の偏見や客観的視点や妙な勘繰りを捨て去って観てほしい、映画史上に残すべき最高傑作。★★★★★★★
プロジェクトA香港三銃士(勝手に命名)のなんて魅力的なこと。ジャッキーにしかありえないユーモア溢れるカンフーは、やっぱり古き香港の舞台が1番良く似合う。とにかくアイデア満載。小学生が推す歴代ヒーローの中で、生身の人間だったのはジャッキーだけじゃないだろうか。やっぱ凄えなぁ。キモチイイ。★★★★★★★
キャスト・アウェイコメディ時代を彷佛とさせる、まるでイッセー尾形のようなトム・ハンクスが最高。たった独りの無人島ライフなんて、ハタから見てたらこんぐらい笑っちゃうようなものだと思うな。「サバイバー」を始めとする、やたら「感情」を膨張させて感動を呼ぼうとする最近のドキュメンタリー風の番組(「あいのり」なんかもその手だよね)なんかより全然リアリティあるね。やっぱ火だ、火。★★★★★★
ディープ・ブルー容赦ねぇ〜(笑)。アタマ良くなった鮫クンが次から次へとイキまくる。とにかく「飽きさせてたまるか」というスタッフ陣の強い意気込みが伝わってきて、落ち着いてるヒマなどナシ。チラリズム型の「ジョーズ」とは全く対極の、「文句あっか」とオノを振りかざしているかのような豪快鮫モノ映画。★★★★★★
ブレア・ウィッチ・プロジェクト作り手が伝えたいことなどきっと何もないでしょう。森で迷って恐い目にあったというだけの話。観てる側が4人目のメンバーになれるかどうかが全て。何かを期待して心霊スポットなどに出向いたことのある人ならきっとなれる。ヘッドフォン必須。★★★★★★
リング「呪怨」という映画を「ムチャ恐え」と勧められ観たが全然恐くなかった。幽霊オンパレード状態の為に、霊魂なんぞ全く信じてない僕にはどうしてもコントに出て来るオバケに見えてしまった。あり得ねえラインギリギリまで迫っても、踏み越えてしまうとリアリティを失うのが怪談話。だがしかし物語が面白ければ「実は何もいなくて」も恐くなる。それらをよくわかってると思う、"あの"シーンまでは。★★★★★★
インデペンデンス・デイ同時多発テロの時のような大統領演説。「宇宙人、私をさらって」というプラカード。居そうだな〜、こうゆうオンナ。結局あの中の一人になって見れるかどうかなんだよ、こーゆう映画って。作り手の技量はもちろん必要だが、観る側の姿勢も大事。僕はいつだってノーガード。だから楽しんだ。そいからもひとつ。こんな他愛のない娯楽映画でアメリカ万歳がイヤとか言ってる奴は、単なる嫌米家に過ぎない。★★★★★★
ジュラシック・パークブロントザウルスが登場した時は唖然とさせられた。ここでなんとも思わなければ楽しめないかも。夜プテラノドンが当たり前のように飛んでいる、あの非日常感覚。危険は承知で絶対行ってみたい、恐竜好きには夢の映画。ただ今見ると恐竜の動きが若干機械っぽいかな。★★★★★★
メジャーリーグ「娯楽映画」とはこーゆう作品の為にある言葉だなぁと。俺ウイリー・ヘイズが好き。安っぽさだけ受け継いでしまった2は最悪だったけど、こちらはイイ。いい意味でおおざっぱとゆーか。プロレス観るノリでどーぞ。★★★★★★
ビッグ本当にオトナになったジョッシュは今どうしてるんだろう?既に味わい済みの酸いと甘いが交互に巡って、複雑な心境に陥ってやしないだろうか。けど今度はもう戻れない。ストレスでいらつき、ささやかな幸せで回復し、色んなものを忘れてしまうけど、都合良く切り替えて乗り切る術を覚えながら進んでいく。きっと彼もあん時よりは強くなってるんだろうな。でももう、玩具店で暴れてはいないかもしれないな。★★★★★★
エイリアン2「今度ぁ数で勝負ぢゃ」と言わんばかりのエイリアン包囲網で、シリーズ屈指の危機的状況に叩っ込まれる。VSエイリアン全面戦争がより明確により高らかに宣言され、否が応にもドキドキ感を盛り上げる。人間模様やクローンとの交流などのサイドストーリーもサジ加減が丁度良く、メイン食材の邪魔をしない。ターミネーター、バイオハザード、そしてこれ。娯楽に徹して成功した続編のお手本。★★★★★★
時計じかけのオレンジTVで馬鹿な暴走族を見るにつけ「どうしようもねぇな」と失笑する反面、こんだけ頭カラにできたらどんだけ楽だろう,でも特攻服はダサイしな、と思ってる自分もいる。アレックスのユニフォームも躊躇するがまだマシだ。正義も悪もない、度胸も迷いもいらない、全ての"情"の取り付けは未施工のまま、苦悩のスイッチはハナから付いてない。ただただ感情の赴くまま。一種の才能だ。一回こんな奴になってみたい。★★★★★★
スター・ウォーズ エピソード2 クローン ・・恋愛シーンがベタだとか恋愛シーンがたるいとか恋愛シーンが時代錯誤だとか色々あるけど、「良かったけど物足りない」理由は、エピ1で見せたルーカスのイマジネーション暴走のシフトダウン。少年ジャンプ的破茶滅茶アイデアの結晶がSW"最大の"魅力と思ってるんで、落ち着いて全うな印象の今作はちと不満。あとオビ=ワン弱すぎ。ヨーダは(笑)。★×7しか期待してないからさ、このシリーズ。★★★★★
ハリー・ポッターと賢者の石バカでドジで意気地ナシのダメキャラ野比のび太が勇気を振り絞る風ではなく、ヘタに勇敢で優等生ブリブリでかといって(潜在能力はあるのだろうが)圧倒的な魔力を持ってるわけでもないハリーに、あまり魅力を感じなかった。こーゆうルーク・スカイウォーカー的なヒーロー像ってどうも中途半端に思えて僕はダメだ。SWの場合個性的な脇役が補ってくれたがそれも無いし、魔法の世界は魅力的なだけにここだけが残念。★★★★★
トラフィックアメリカの麻薬事情にウトく、ブ厚い小説を前にすると脱力感に襲われる僕のような人は、主要人物プレビューとでもいうべきアタマ40分程で頭がこんがらがり、も一遍巻き戻すのがオチ。ただ隅から隅までセピア色ブチまけたようなトーンと、途方もなくシビアで無愛想な世界観は捨て難い。もう1回観ればもっと良さがわかってくるはず・・よし!観るぞ!・・と、覚悟を決めないとキビシイ作品。ラスト最高。★★★★★
アナザヘヴン「セブン」のような猟奇サスペンスモノと勘違いして観てたら、「バキ」のような超人っぷりに意表を突かれた。色々パクッてるがしかし、日本の、僕らの住んでる街の一角で起こっているという、当たり前だけどハリウッドの同類モノにはない身近さが、スケールを縮めながらも新鮮味を醸し出してくれる。愛に重点置き過ぎたクライマックスは、原田芳雄のドリフ化もあってイマイチ。けど正体は僕全然OKよ?★★★★★
オーロラの彼方へ善良な人間による時間旅行モノを見る度「もっと悪どいことに使うだろフツーは、こんちくしょ」ともどかしくなってしまう性悪人の僕にとっては、自分にはどうにもできず全てオヤジに託すしかない設定はすんなり諦めがついて良い。過去事実が変わった瞬間の第3者の対応も納得がいくし、都合良く見えるラストも実は矛盾はない(と思う)し、良く出来てるなぁと感心。ヒューマン系苦手な人でも大丈夫。★★★★★
バーティカル・リミット「良かった」と言うのに度胸を要し、けなすのは簡単な映画(笑)。おかしなとこたくさんあるのはよーくわかってる、けど楽しかったんだからしょうがない。やっぱ中途半端な兄妹愛夫婦愛描写がいらん。活劇の場合、こーゆうのはサラリとやった方が逆に効く。バカ兄"弟"の絆の方が染みたでしょ?言うまでもなく絶壁のスリルのみを味わう為だけに観よう。救助に向かうメンツは○。★★★★★
ファイナル・デスティネーション死に神ときたら「チョコボ」に出て来るそれぐらい手強い。あっちは泥棒行為の天罰だけどこっちは「予定狂っちった」とでもゆーような身勝手な理由。しかも死に神、減俸にでもなるのか何なのか手を替え品を換え、ジュビロ磐田がサガン鳥栖と戦ってるかのような息もつかせぬ波状攻撃。ゴール前で引いて耐え忍ぶしかない人間共は敗色濃厚で、スリル満点。ファンタスティックな「ゴール」の数々に笑って酔いしれよう。★★★★★
インビジブルタダ見、覗き見、かっぱらい、闇討ち、ワイセツ行為etc。増悪と復讐がフューチャーされているので、冒頭に挙げた誰もが憧れる(僕だけ?)楽しく愉快な透明人間ワールドが描かれてるわけじゃございませんあしからず。只、男性諸君は絶対ヒラメクであろう行為(僕だけ?)はちょびっとだけ実行しております。スケベ心丸出しのセバスチャンとカワイク図書室に忍び込むだけだった無邪気なハリポタ。あなたはどっち?★★★★★
シックス・センス駄目だよ、勘繰っちゃ。深〜く考えりゃわかっちゃうんだから。先読むのは話つまらんけどオチは気になるって場合のみにやる作業。そーゆう意味じゃこの映画のレビュー全部ネタバレ付けるべきかもしれんね(笑)。僕みたいに1場面1場面にのみ全ての集中力を注ぎこむ人にはオススメ。え?それでもわかった?スンマセン・・。★★★★★
GODZILLA ゴジラ「あんなのゴジラじゃない」?そうだよ。ばあさんが見間違えただけ。僕はそう解釈した。「巨大恐竜」じゃ味気ないっしょ。突然現れた巨大恐竜を、アメリカ人がゴジラと「呼び」、そいつが大暴れする話。ビビるよなぁ、ふと窓見てあんなのが道路歩いてたら。市民の混乱っぷりがとても良いが後半イマイチ。最後まで巨大ゴジラのみで押し切ってほしかった。★★★★★
エイリアン41作目のダークさは遂に皆無。アクションゲームに登場しそうな仲間キャラ、どんどん漫画化するエイリアン。ここまでイメージが変質し、なんの”縛り”も無くなった今となっては、メンドウな設定も前作で使った「監獄惑星」などの「遠く離れた宇宙の話」という特権を駆使すれば融通利くし、後はSウィーバーのOKサインさえ出れば幾らでもシリーズ続けられそう。いや、もはやそれすら必要無いってか?★★★★★
フェイス/オフすんごい設定。ひと昔前だったらブラックジャックにでも頼むしかなかったような大手術も、ちゃんと理論的説明できる程になっちゃった医学の進歩って凄い。ハチャメチャ過ぎて誰もやらんようなことを平気でやってしまったジョン・ウー、ところどころのシリアスな場面も「早くドンパチ撮りてー」ってウズウズしてたんだろうなぁ。最後のアクションさすが香港育ち。てゆーか死ぬってフツー(笑)。★★★★★
耳をすませばなんてことない事件で一喜一憂する無邪気さに嫉妬しつつ共感しつつ暖まってた心が、バロン男爵アニメあたりから急速に冷めていった。イタリアに旅立つバイオリン職人の卵って設定でもう真実味ギリギリいっぱいなのに、更に縁のないおとぎ話増やされちゃ「美し過ぎ」と突っ込み入れる頻度も増える。桜中学が舞台だったら絶対陳腐にしか見えなかったであろう前半がとてつもなく心地よかっただけにほんと勿体無い。★★★★★
天使にラブ・ソングを…聖歌隊の合唱で客席(とは言わねーか)がブワァァッと沸き上がる。ジャンル関係なくいいなぁ、こうゆうシーン。こんなミサだったら僕ももうちっと神を崇めていたかも。「楽しい音」と書いて音楽なんだぁね。心地よく、ゆるい映画。サントラも良い。★★★★★
シコふんじゃった。金なくてもセンスなくても、ほんの少しの知恵を使えば、こんぐらいのモノは作れるんだよね。もうTV各局に「ドラマだからこんなもんでいいか」とは言わせない。映画とTVの垣根をブッ壊してくれた作品。竹中最高。★★★★★
その男、凶暴につき徹底して内面に潜ることを放棄し感情移入を許さない。なので観客は傍観者でいるしかない。意図をなるたけ覆い隠し、「ほらよ」と暴力的な風景のみを切り取って放り投げる。唯一込められたのは、浮浪者狩り少年もヤリたいだけのサラリーマンも殺し屋もイカレた刑事も根っこは同じなのだというメッセージじゃないだろうか。良くも悪くも、どこでスカッとしどこで笑うかを全て観る側に委ねた作品。★★★★★
スタンド・バイ・ミー雑談タイトルを「グーフィー」から「悟空」に変えて、コイン投げを"いっせぇの〜"の数字当てゲーム(僕の地域では"ウ〜〜"だった)に変更すれば、小六時代の僕の出来上がり。あらゆる会話や風習に親近感を覚えてしまった。やたら人生観語るのもわかるな〜、小六っていえばマセ始めの時期なんだよね。目的が「死体探し」ってのもわかるな〜。この「わかるな〜」が重要な作品。★★★★★
エイリアン僕は完全に後追いで、シリーズ中一番最後に観た作品にも関わらず充分に興奮できた。「100%潜んでるのは明白なのに勇敢に挑んでアディオス」というSFホラーの偉大なるマンネリがタイムレスに響いたのも、しっかりとした設定とストーリーと演出のタマモノ。かよわいリプリーがあまり戦闘で目立たないのもリアリティがあって良いね。ただやたらバカでかい通信用コンピューターには笑った。★★★★★
ハンニバル全てが狂気の為に。ひたすら狂気に向かって突き進む。だから謎解きなどいらないし、もちろんクラリスが徒党を組んで捜査するなんてわけにいかない。レクターはやたら無茶するし、残りは無惨な死にふさわしい素性や背景が用意できりゃそれでいい。ここに突拍子のない要素が加わりゃ良いのだけどせいぜい人食いブタぐらいしかない。雰囲気はいいのに。安売りしちゃダメよ、狂気の総合商社。★★★
失楽園僕のようにエロのみ期待していたけしからん者にとっては不燃焼で終わってしまうでしょう。にっかつをさらに雰囲気重視にしたようなエロシーンは露出やや低。僕は川島なお美の方が好きだな、だって黒木瞳はムネが・・やめとこ。イマドキ純愛という言葉は通用するのか、観る側の恋愛観を推し量る踏み絵の様な作品である(説得力ゼロ)。★★★
エイリアン3前作生き残った2人の死が、説明のみであっさり片付けられてしまうのが、準決までの経過を3コマぐらいで済ます野球漫画みたいで許せん。1と2の間には存在した「つなぎのドラマ」が今回は無に等しく、面クリアゲームのようなブツ切り状態。「意外な真相」が話を盛り上げてくれるものの、こうゆうディテール抜きで、しかも派手にカマした前作の後に1のダークネスの奪還を試みても、ちょっと無理があるっしょ。★★★
TAXi改造タクシーがグィィーンと変化する場面は「おぉっ!」と思えるんだけど、それをアタマに持ってこられちゃ後は所詮突っ走るだけなので、未熟な展開ばかり際立ってかなり退屈。taxiの疾走感に完ペキ負けちゃってる、予告編はカッコ良くて好きだったのに。けどマルセイユ行ってあの車見つけたら絶対手挙げるね。★★
スクリーム生身の人間かジェイソンのような小便ちびる化け物なのか、どちらの可能性も秘め、且つ存在感アピールしまくりの一発目のショウはとても良いんだけど、後がちょっと。「公演」2日目にしてお茶目なアンチヒーローから単なるモノ好きな殺人"者"に成り下がってしまった。「受話器取ったらクイズのお時間」ってな流儀を頑なに貫いた方が、恐怖感も娯楽性ももっと演出できたのに。コトの真相にはかなり興ざめ。★★
猿の惑星映画も音楽もゲームも、名作とはあくまで「当時と変わらぬ魅力」を保っているもの。「当時にしては凄い」と言われても、今のSF技術を知っている僕にとっては「昔の映画だから許せるレベル」には到底達していない。というより、他の部分がもっと魅力的なら映像の未熟さは目立たないものなんだけどな。★★
TAXi2唖然とさせられるセンスの無さ。ニンジャ,ヤクザ,日本兵というのは海外映画におけるヴィジュアル日本の未だキーワードだが、もう慣れたとはいえ、ここまでフューチャーされると決定的に時代錯誤でひたすらダサイ。日本人監督がフランスでこんな映画を作ったらどう感じるか想像してみたらいい。くだらないのも安っぽいのも決してキライじゃないけど、このジョークセンスはヤバイよ、ちょっと。
シャンハイ・ヌーンジャッキー(主演)映画の中で最低の作品。戦いに適していない場所での多人数ザコ相手のアクロバティックカンフーがジャッキー最大の魅力なのに、キレがなく、そもそも量が少ない。相棒に魅力無くコンビモノとしても最悪。
らせんリングの続きを期待してる人は絶対観てはいけない映画。あの雰囲気を受け継いでいるのは最初の30分ぐらいまで。「ひょっとしたらあるかも」から「絶対ありえねえよ」に変わってしまった。言うまでもなく「続編」ではなく、新解釈をした映画。で、映画に限らず、「新解釈」にはロクなものはない。ブチ壊しの代表。中谷美紀がエッチでカワイイ。それだけ。

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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