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K&Mさん
Update:2006/6/2
km6009jp@yahoo.co.jp
得票数:2
プロフィール:
古い映画が好きです。従ってレビューも
そのジャンルに偏ると思います。恐縮です。
K&Mさんに一票!
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題名レビュー星の数
たそがれ清兵衛真田広之と宮沢りえが評判通りの好演。特に宮沢りえの果し合いに行った真田の無事を祈り、勝って帰ってきた真田を迎えるつつましくも、愛情に溢れた姿には思わず胸を打たれた。朴訥でぱっとしない清兵衛の人物設定も山田洋次らしく秀逸であった。今やすっかり失われてしまった日本人の謙虚で美しい姿をこまやかに、且つ押し付けがましくなく描いている。★★★★★★★
千と千尋の神隠しアニメーションは好きじゃないが、宮崎駿の力量には「もののけ姫」で関心させられた。この作品はそれを更に凌駕する作品だ。化け物を客とする「湯殿」というか「温泉」というか、この型破りな果てしないイマジネーションはどこからくるのだろう。千尋が成長してゆくストーリーも美しく秀逸。この映画、姪っ子のお付き合いで観に行ったが、私自身が感動してしまった。★★★★★★★
グリーンマイル「ショーシャンク」も完成度が高かったが、感動という点ではこちらの方が数段上。あまりにも残酷で悲しく、しかし美しい物語だった。電気椅子に座らされたコーフィーの「暗闇はいやだ、マスクをしないでくれ。」という言葉が心にぐさりとくる。一生忘れられない映画になった。★★★★★★★
Shall we ダンス?とても共感できる映画。「人生捨てたもんじゃない」と思わせさせられる映画だった。生きる目標を見失っていた平凡な企業の課長である主人公が女性目当てで社交ダンスの世界を覗いた。次第に本気でダンスにのめりこんでゆく姿は、我々で特に一サラリーマンの人々に、生き甲斐は何も仕事だけではないと気付かせてくれたのではないか。周防監督の映画はコメディセンスが良く好きだが、やはりこれがベスト。アメリカのリメイク版は残念ながら失敗作。★★★★★★★
ショーシャンクの空にこれ程完成度が高い作品は近年観たことがない。テーマが明確で、それを元に非常に丹念に練られた脚本により、中だるみを感じさせない。T・ロビンス、M・フリーマンの抑えた演技が素晴らしく、特にナレーションを兼ねたフリーマンの存在感が凄い。胸を掻き毟られる様な感動はないが、この映画もう一度観れば更にその良さを感じる様な気がする。それにしても、これ程の作品でありながらアカデミー賞を一部門も獲っていないのは不思議。★★★★★★★
ターミネーター22が1より優れている稀有な例の典型である。1より数段スケールアップし、アクションシーンも迫力があった。そして何といってもシュワルツェネッガーが前作の敵役から転じヒーローとして登場する。又、それが最初が敵か見方かどちらか分からない登場の仕方が憎い。ストーリーも中だるみすることなく面白い。★★★★★★★
ニュー・シネマ・パラダイス所謂青春映画だと思うが、「映画」というものを通してこの主人公の成長を描いている点が、この作品をどの映画とも違う傑出したものにしている。ラストシーンはまさにサプライズ。主人公トトとアルフレードの絆の深さを改めて思い知らされる、出色のラストシーンだった。又、私にとっては何だか郷愁を掻き立てられる映画。子供が映画に熱狂するシーンが沢山あるが、私の田舎の映画館も「漫画まつり」の時ちょうどあんな雰囲気だった。★★★★★★★
アンタッチャブル単純な勧善懲悪の映画だが、とにかく面白く、見事な男性映画だ。そしてキャストが凄い。特に憎憎しい悪役アル・カポネを演じたロバート・デニーロの圧倒的存在感。カポネをデニーロが演じることにより、この映画を重みのある作品にしている。デニーロはこの役を演るために、太りまくり、髪の毛も抜きまくったそうだ。まったく役のためならなんでもやる俳優だ。★★★★★★★
愛と哀しみのボレロとてつもなく、壮大なスケールの人間ドラマであり、第二次大戦のもたらした悲劇を国籍の違う4つの家族を通じて淡々と描いている。音楽を通してドラマを展開させているのがこの作品の特長でM・ルグランとF・レイのフランス映画界を代表する映画音楽家がその実力を如何なく発揮している。何といってもラストのボレロのシーンが圧倒的である。長い映画で出演者も二役が多く、観るには少々忍耐がいるが、観て絶対損はない映画だ。★★★★★★★
砂の器これも世界に誇る日本映画の傑作。この映画、原作も読んだが、あの原作をよくぞここまで仕上げたものだ。野村芳太郎監督、橋本忍、山田洋次の脚本陣に敬意を表する。特に哀しく美しいメロディをバックにした佳境に入る遍路のシーン。人目をはばからず大号泣してしまい、特にラストの加藤嘉の「おら、こんな人知らねー」で止めを刺されてしまった。「七人の侍」といいこの映画といい、日本映画もこんな素晴らしい映画ができるのだ。★★★★★★★
真夜中のカーボーイ都会に憧れてニューヨークやって来たものの、その現実とのギャップに絶望する田舎者と、その都会で貧しく惨めに暮らしてきたねずみと呼ばれる病んだ男との友情の物語。その友情が実に切なく悲しい。この時代、ハリウッド映画自体が病んでいた。フロリダに行く夢叶わず、道中で息絶えるねずみの姿は絶句するほど悲しかった。そのラストに流れるハーモニカによるテーマ曲も効果的。★★★★★★★
赤ひげ黒澤、三船コンビの最後となった作品。世間的にはあまり評価されていないが、私は好きな映画である。蘭学を学び気位の高い保本(加山雄三)が赤ひげこと新出去定(三船)の姿に心酔してゆく物語だが、オムニバスで描かれる貧しい町民たちの幾つかのドラマが無駄なく巧みに繋がれてゆく。特に保本が世話をした少女おとよと「小ねずみ」こと長坊が、幼く美しい心を触れ合わせるシーンは胸を打つ。★★★★★★★
大脱走好きな戦争映画第1位。捕虜たちが個性的でカッパライや文書偽造などのプロがいるのが面白い。最高なのはやはりスティーブ・マックイーンで彼の演じるタフな男が印象的。脱走トンネルが完成するまでの緊迫感、脱走劇のスリル、逃げた兵士達のそれぞれの明暗、無駄なく描かれていて、J・スタージェスの渾身の快作。ラストシーン、捕まり、又独房に放り込まれるマックイーン。また脱走しそうなガッツを匂わせる所も爽快。★★★★★★★
椿三十郎「用心棒」の続編で前作を少しこじんまりとさせた作品。それでも三十郎の頭脳は冴え渡る。この映画、三十郎のキャラクターをより掘り下げたような所に面白さがある。それにしても三船敏郎の殺陣は凄い、スピードがあり迫力に満ちている。ラストの仲代達矢との対決シーン、居合い抜きで一撃で仕留めるところも見もの。★★★★★★★
用心棒私にとって黒澤映画の入門編。わくわくさせるような物語のテンポの良さ、そして腕がたつのは勿論のこと頭も切れる(それでいて実は優しい)という三十郎のキャラクターが非常に魅力的。というわけで私はこの映画に一遍にはまってしまい、黒澤映画にもはまってしまった。まさしく、エンターテイメント性に満ちた快作である。★★★★★★★
アパートの鍵貸します軽妙で気の利いた会話、手鏡、かみそり、ラケットなど小道具の巧みな使い方。ワイルダーらしい職人芸が光る。J・レモンとS・マクレーンのコンビネーションも抜群だった。ストーリーはコミカルだがペーソツに満ちていて、レモンが平サラリーマンの悲哀を好演している。ラストシーンはこの二人、これからどうするのだろうと考えさせられるが、とりあえずハッピーエンドで実に粋だった。★★★★★★★
十二人の怒れる男地味ながらハリウッド映画の最高傑作の一つ。ヘンリー・フォンダを除き、早く評決を終らせたがる陪審員たち。だが証言者の矛盾点をつくフォンダの熱弁に次第に意識が変わり、討議が白熱を帯びてゆく下りは緊迫感満点。加えて12人各々の違った個性のぶつかり合いも見ものであり、アメリカ社会に巣ぐう種々の問題点を浮き彫りにした点も秀逸。この作品の根底にある原点はやはりヒューマニズムであり、それを限定された空間の中で見事に描いている。★★★★★★★
七人の侍世界に誇る日本映画の一本、野武士の襲来に怯えきっている農民に戦うことを教える侍達の姿、侍と農民の心の触れ合い等、見せ場がふんだんで、哀れな農民の心情を農民出身の暴れん坊、三船敏郎を通して語られるあたりも秀逸で、寡黙で求道者的な宮口精二が実は心優しい人間であったというキャラクター描き方も巧妙。3時間を越えるこの長編を観る者を飽きさせることなくクライマックスの決戦シーン引っ張ってゆく。★★★★★★★
東京物語小津作品は正直よく解らないが、この映画だけは秀作と感じた。この映画は家族の崩壊という、現代にも通ずる深刻な問題を老夫婦の寂しげな姿を通して、見事に描いている。特に妻役の東山千栄子が好演。妻の死後、最も親切だった未亡人原節子が本当の気持ちを吐露するのに対し、笠智衆がそれを寛容に受け止める会話のシーンにはグっとくるものがあった。ラストの列車に乗って東京へ帰る原節子の表情も印象に残る。★★★★★★★
シェーン西部劇の3本の指に入る傑作。子供時代に観て、シェーンの目にも止まらぬ早撃ちに随分憧れたが、今ビデオで改めてそのキャラクターの格好良さにうならされた。有名なラストシーン、少年ジョーイに「人殺しに後戻りの道はない」と語り、去ってゆくシェーンの後姿に哀愁が漂う。ところで子供の時には気付かなかったが、あの奥さんは心ならずもシェーンに惹かれていたんだな。★★★★★★★
ローマの休日市井の生活を知らない王女様が、たった1日夢のような体験してゆく物語で、その無垢で楽しげな姿に観る者が思わず感情移入してしまう。その辺がこの映画の狙いで巧みなところ。その主役を新人のヘップバーンに演らせたところも見事。ラストの記者会見シーンがこの映画をより格調高くしており、恋に落ちたG・ペックと目で語り合っているようなところも印象的。この作品、A・ヘップバーンのデビュー作にして最高傑作だ。★★★★★★★
生きる映画はやはり脚本と思わせる映画。平凡な役所の課長が自らの余命を悟り、やっと自分の最後の生き甲斐を見つけたとたん、次のシーンでこの主人公は遺影となっている。この間の主人公の公園建設に向けて執念と思える凄絶な生き様は、通夜の席でこの男の周辺の人々の言葉によって語られフラッシュバックされる。この辺がこの映画を題一級のドラマにした脚本の妙である。それにしても志村喬大熱演。★★★★★★★
誰が為に鐘は鳴る私の最も好きな男優、女優の共演で思い入れが強い映画。とにかくバーグマンが鮮烈でとてつもなく美しく、存在感があった。原作は読んでいないが、もっと激しい愛の描写があるという。しかしクーパーとバーグマンであればそこまでは相応しくない。二人をとりまくゲリラ達の姿も印象的で、特に女傑役のカティナ・パクシノウの演技に迫力があった。★★★★★★★
チャップリンの独裁者チャップリンの作品の中で、最も風刺的で、最もメッセージ性が強く、且つあの悪名高き独裁者ヒトラーと真っ向から対決した作品。その勇気と信念に感服する。サイレント映画にこだわっていた彼の初のトーキー映画で、敢えて伝えたいメッセージがあったのだ。ラストの演説シーンがその証拠である。★★★★★★★
駅馬車私が子供時代初めて映画館で観た大人向きの映画(成人指定という意味ではない)でその感激が忘れられない。駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様と心の触れ合いが丹念に描かれていた。インディアンに襲撃させるシーンのスリルとスピード感、ラストの1対3の決闘シーンの緊迫感、そして爽快なラストシーン等、どれをとっても素晴らしく、これを観た契機に私はどんどん映画にはまっていった。★★★★★★★
座頭市まさか北野武が座頭市を撮るとは思わなかった。どうしても勝新太郎の座頭市と比較してしまうが、雰囲気はよく出ている。役者の違いかこちらの方がよりコミカルで人が良さそうだ。殺陣もかなりいい線いっていたが勝新との差はどうしようもない。実は座頭市は目が見えていたというラストはドンデン返し級の驚きだった。これが北野武流の座頭市の解釈なのかな。★★★★★★
踊る大捜査線 THE MOVIE期待以上に面白かった。TVドラマを映画化してここまで面白くした例は他には知らない。パクリというかパロっているところは思いっきりパロっている。織田裕二が猟奇殺人で捕まった小泉今日子に犯人像のレクチャーを受けるシーンは明らかに「羊たちの沈黙」、そして「天国と地獄」と同じ桃色の煙。全編コミカルな演出ながら感動させるべきところはちゃんと感動させている。★★★★★★
L.A.コンフィデンシャル古き良き時代といわれたアメリカのロスアンゼルスの闇の部分がよく描かれている。サスペンスとしても一級品であるが、刑事達の意地と個性のぶつかり合いが巧みに織り込まれているところが見所。こうして生まれる緊張感をラストまで引っ張り、潔く終らせているあたりも憎い。★★★★★★
スワロウテイル岩井俊二作品は、これしか観ていない。明らかに近未来の東京だと思える「YenTown」。その独特の着想と描き出す世界観が面白い。その都市に巣喰う中国系移民達の逞しく、したたかな生き様を三上博史をはじめとする日本の役者陣たちが個性たっぷりに演じている。三上と共にもう一人の主役といえる少女時代の伊藤歩の成長してゆく姿も力強い。とにかく、いろんな意味で楽しめる映画だった。★★★★★★
羊たちの沈黙恐るべしハンニバル・レクター。狂人と天才との紙一重のところをA・ホプキンスが実に巧みに熱演している。レクターとクラリスのやりとりも見もので、J・フォスターの緊張感溢れる演技も良かった。2人の熱演と脚本の妙、新種の娯楽映画である。★★★★★★
ラストエンペラー数奇な運命に翻弄される溥儀の生涯をジョン・ローンが好演。皇帝と呼ばれながら、何一つ自らの意志を貫けなかった溥儀の悲しさをよく描いている。紫禁城をはじめとする映像の美しさとスケールの大きさが圧巻であり、坂本龍一の劇音楽も実に効果的だった。自由を求めて溥儀のもとを去る第二夫人のあの雨のシーンとバックに流れる音楽が印象的。★★★★★★
ブレードランナーリドリー・スコットの近未来観とそれにより描き出される独特の陰鬱たる映像。これだけでも一見の価値あり。★★★★★★
天国から来たチャンピオンコメディタッチだが心暖まる映画だった。主人公が大富豪に乗り移り、その主の変わりっぷりに周囲が戸惑うところがコミカルで面白い。特に彼の暗殺を企てた妻(ダイアン・キャノン)と秘書(チャールズ・グローディン)が笑わせる。それにしてもこの富豪、元は心底根性の悪い奴だっただろうな。★★★★★★
タワーリング・インフェルノP・ニューマン、S・マックィーンの2大スターの共演に加え、オールスターキャストの豪華絢爛たるパニック超大作。思えば30年余り前の作品だが、CG全盛の現在の映画と比較しても遜色ないスペクタクルである。公開当時、中学生だった私はニューマンとマックィーン、どちらが格好良かったか等と友人と他愛のない論争をしたものだが、今見ると、やはりマックィーンのタフで男臭いプロフェショナルな感じの消防隊長ぶりが光る。★★★★★★
ゴッドファーザー PART IIゴッドファーザーシリーズの最高傑作。二代目のドンになったアル・パチーノの姿と若き日のドン・コルレオーネ、ローバト・デニーロののし上がっていく生き様とが交錯する脚本は見事。特にセピア色に塗られた若きコルレオーネの描き方、又、バックに流れるニーノ・ロータの哀切なメロディが印象的。それにしてもマフィアって恐いなあ。★★★★★★
燃えよドラゴンこの映画がブレイクしたのは、私の中学生時代。友達は皆この映画にはまったが、私はあまり興味がなかった。大人になってこの映画を観て皆がはまった理由がよく解った。とにかくブルース。リーが格好良い。ストーリーはともかく彼の卓越した身体能力とアクションを観るだけでも、価値がある。★★★★★★
ひまわり夫を探しにソ連までやって来たジョバンナがやっと夫とめぐり合う一連の場面が心に残る。夫アントニオは既にソ連の女性と結婚しており、列車から降りてきたアントニオとジョバンナの目が合った瞬間、ジョバンナはその列車に乗り込んで大泣きする。その絶望感を表現したソフィア・ローレンの演技は見事だった。戦争という悲劇がもたらした2人の女性と1人の男の苦しみを情感豊かにそして激しく描いている。マンシーニの音楽も作品によく合って見事。★★★★★★
天国と地獄黒澤明はサスペンスでも一級の腕前の証。特に前半の三船扮する権藤が身代金を払うと決意するまでの葛藤と周辺の人々の姿、場面変わって、身代金受け渡しシーンがスリル満点に描かれている。しかしこの映画、根底に流れるテーマは少々重く、ラストシーンの犯人山崎努の絶叫も凄絶。まあタイトルが「天国と地獄」なのだから、当然といえば当然だが。★★★★★★
荒野の七人言わずと知れた「七人の侍」を西部劇に置き換えたリメイク版。なにかというと「七人の侍」と比較され、けなされる気の毒な作品だが、西部劇としては第一級の映画である。「七人の侍」とは時代背景が違い、比較する方が無理がある。ロバート・ヴォーン演ずる死の恐怖からノイローゼになっているガンマン等新たな面白いキャラクターも登場し、それなりに充分に楽しめる。★★★★★★
隠し砦の三悪人痛快な、敵中突破の時代劇、三船が馬のたずなから両手を離し、刀を振り上げて疾走するシーンに迫力があり、上原美佐(雪姫)の美しさ、千秋実、藤原鎌足のデコボココンビにも笑わされた。よく出来たストーリーでまさに見所満載。私的には、ラストの敵役だった藤田進の「裏切り御免!」がなんとも爽快で印象に残った。★★★★★★
情婦原作を読んでいたので、最後のドンデン返しは分かっていたが、思わず観てしまった映画。クリスティの原作と違いワイルダーの演出、チャールズ・ロートンの好演でユーモアを織り交ぜているところが特長。でもタイロン・パワーは無理があったな。★★★★★★
裏窓ヒッチコックのアイデアというか引き出しの多さには舌をまく。覗き趣味からとんでもない事件を目撃し、自分にも危険が及んでしまうというストーリーだが、限定された空間の中で、人間模様とサスペンスを同居させてしまうところが見事。同年「喝采」で地味な妻を演じオスカーを受けたグレース・ケリーがうってかわってとてつもなく色っぽかった。★★★★★★
雨に唄えば映画がサイレントからトーキーに移行する時期の裏話をコミカルに描いたMGMミュージカルの最高傑作。ジーン・ケリーはちょっとくどいが、デビー・レイノルズが魅力的、脇役のドナルド・オコンナーもいい味出してた。個人的にはあの有名な雨のシーンよりも3人で「Good Moning」歌い踊るシーンの方が好きだ。それにしてもあのラストシーンは面白かったなあ。★★★★★★
第三の男よくある巻き込まれ方のサスペンスだが、物語の展開がスピーディーでアントン・カラスのチターのBGMが効果的。その辺がこの映画を平凡なサスペンスにとどまらせていない点だろう。悪役オーソン・ウェルズの登場シーンも渋く格好いい。私個人的にはジョゼフ・コットンを助ける脇役、トレバー・ハワードのダッフルコートにベレー帽姿が粋で印象に残った。★★★★★★
荒野の決闘「駅馬車」と並ぶJ・フォード西部劇の最高傑作とされるこの映画。ヘンリー・フォンダがワイアット・アープを好演。「駅馬車」とは対照的にゆったりとしたストーリー展開で、西部の町に生きる人々の色々な姿が描かれているところが出色。ビクター・マチュアがくどいだけに、ヘンリー・フォンダがより渋く見える。「実に良い名前だ″クレメンタイン″。」と別れを告げるラストシーンもとてもいい。★★★★★★
プライベート・ライアン印象に残るのは冒頭のシーン。ノルマンディ上陸作戦の最大の難関といわれた通称「オマハビーチ」の死闘を描いている。兵士たちが無残に死んでゆくシーンは痛々しい。この「オマハビーチ」の突破は1962年作「史上最大の作戦」のクライマックスで、その描き方は天と地ほど違う。片や勇壮で、片や残酷である。どちらが良いかということは言わないが作品の作られた時代、そしてテーマによってこうも違うものか、と痛感させられた。★★★★★
スティング詳しいあらすじは忘れてしまったが、ラストのドンデン返しには私も完全に騙されてしまったことは覚えている。★★★★★
ワイルドバンチペキンパーの作風はこれまでの西部劇等と違い、バイオレンスの描写がリアルでパサパサに乾いた感じだ。この作品もその一本。しかしそれでいて男臭く、最後には少しホロっとさせ、爽快感すら感じさせるラストシーンが用意されている。後年の「ゲッタウェイ」もそうだったが、不思議な監督である。★★★★★
猿の惑星SF映画の金字塔的作品。原作の発想の特異性、特殊メイクのリアルさ。そしてあまりにもショッキングなラストシーンには、口あんぐりだった。★★★★★
シャレードロマンティックサスペンスの傑作。最後まで息をつかせない優れたストーリーと最後のドンデン返しと相俟って、美しいパリの情景、オードリーの魅力、軽妙でユーモラスなケーリーグラントの演技。とにかく上品でおしゃれなサスペンス作品である。★★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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