評価点数:7脚本が秀逸。よく練られた脚本といっていいと思われる。この脚本は「はい、最後はどんでん返しで真犯人はこいつでした」という単純なものではない。映画全体、そのほとんどが真犯人の嘘の回想シーンで作られており、見る側に嘘の回想シーンを見せておいて、ラストへ繋げている脚本が秀逸なのだ。要するに映画全体が見るものを騙しているのだ。この脚本程の出来の映画はなかなか無いと思う。脚本万歳!!なのである。