評価点数:7長い時間を越えて過去と現実を結びつける「駅のロッカー」や「トイレの覗き窓」が印象的ですが、やはり最もこの映画のカギとなるのは「懐中時計」。強い野心を持つマックスは欲望達成のためには友をも売る男でしたが、最後の懐中時計に友への変わらぬ想いが見て取れました。だからこそ、ヌードルスは彼を赦し、若き日に思いを馳せたのでしょう。それがラストの笑顔の意味だと思います。ノスタルジーに浸れました。