評価点数:7やゝ誇張されたタイトルだと思うが、物語は幸・不幸とは何かを問いかけてくる。それに対し権藤と竹内は異なる選択をする。叩き上げの権藤は苦しんだ末に決断を下す。恐らく経験から学んで得た答えなのだろう。竹内は満たされない想いを外に求め自滅をする。彼は最後まで虚勢を張るが、権藤の生き方に触れ動揺するシーンが印象に残る。エンターテイメント仕立ての中に込められているメッセージは重い。